NHK朝ドラ「おむすび」の田村芽実、ギャル役に挑戦!難関オーディション突破の秘策とは
歌手、女優の田村芽実(25)が、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「おむすび」に「リサポン」役で出演している。昨年行われたオーディションや、ドラマの見どころについて語った。
田村は主人公の米田結を演じる橋本環奈(25)と共演。高校のクラスメートであり、隠れギャルの「リサポン」こと柚木理沙を熱演している。田村にとって「朝ドラ」出演は23年前期の「らんまん」以来2度目となる。
オーディションでは、絶対に受かりたいという強い思いから、金髪に染めて臨んだ。周囲に金髪の人があまりいなかったため、その覚悟が評価されたと振り返る。さらに、見た目を変えることで、心持ちも変わったと明かす。
「髪を明るくして、服装も明るくすることで、気持ちが明るくなります。これは本当に大切なことだと感じています。特に8日放送の第7話では、普通の清楚な高校生からヤマンバ風のギャルに変身。ネイル、カラフルなトップス、ヘソ出しジーンズなどで、雰囲気をガラリと変えました。外見を変えることで中身も変わると実感できました」
「おむすび」の舞台は福岡で、博多弁を使用しているが、田村は群馬出身であり、博多弁の習得には苦労しなかった。「博多弁って標準語に近い部分もあるので、あまり難しいとは感じませんでした」と語る。
リサポン役の難しさについて、田村は「リサポンは学校では普通の学生、放課後はギャルという二面性を持っている。演じ分けは難しかったですが、学校ではいい子でいることで先生に目を付けられないようにしていると演绎しました。これは私がアイドル時代に感じたこととも通じる部分があります」と話す。
共演の橋本環奈については、「本当にタフで、忙しいのに誰よりも元気。優しくてみんなに気を配り、真面目で責任感が強い人です」と高く評価。
「おむすび」の見どころについて、「私たちが演じるギャルたちが一生懸命、自由に青春を楽しむ姿の中に、大人がもう忘れて置いてきてしまった何かがある気がしています。『おむすび』はそれを思い出させてくれるとは感じています」と語った。
田村芽実は1998年10月30日生まれ、群馬県伊勢崎市出身。2011年にスマイレージ(後にアンジュルム)の中心メンバーとしてデビューし、2016年に卒業後、ミュージカル女優として活躍している。11月10日には東京・イイノホールで「かえってきたアイドルめいめい~一夜限りのスペシャルコンサート~」を開催予定。来年1月31日からはミュージカル「SIX」でアン・ブーリン役、4月27日からはミュージカル「キンキーブーツ」のローレン役を務める予定だ。