<光る君へ>南沙良が成長した賢子役で登場!「可愛らしさ、利発さを丁寧に表現」
吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」の第39回「とだえぬ絆」が10月13日に放送される。同回から、俳優の南沙良さんが成長した藤原賢子役で登場する。
賢子は、紫式部(吉高由里子)と藤原宣孝(佐々木蔵之介)の娘で、祖父の為時(岸谷五朗)にかわいがられて育つ。一時期、紫式部に反発する姿も見せるが、その文才を受け継ぎ、やがて宮仕えすることになる。賢子の実の父は道長(柄本佑)である。
南沙良さんは、2022年の「鎌倉殿の13人」で大姫を演じた後、再び大河ドラマに出演することとなった。賢子の役について、南沙良さんは「賢子は明るく情熱的で、後に女性としては異例の従三位という高位に上りつめたと言われています」と印象を語っている。また、「母に対しては、放置されてきたという思いから、敵愾心にも似た複雑な感情を抱き、母娘の間の緊張感が存在しています」と話し、「台本を毎回楽しみにしています。賢子が持っている可愛らしさ、利発さを丁寧に表現できたらと思っています」と意気込んでいる。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマで、平安時代中期の貴族社会を舞台に、のちに世界最古の女性による小説「源氏物語」を書き上げた紫式部の生涯を描く。脚本は大石静さんが手がけ、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出している。