【出雲駅伝】青学大3位で6年ぶり優勝ならず…原監督「勝てるタイミングなし」
第36回出雲全日本大学選拔駅伝が行われ、青山学院大学(青学大)は3位となり、6年ぶりの優勝を逃した。原晋監督が目指していた「かっ飛ばせ大作戦」も実らず、学生3大駅伝「3冠」への挑戦は終了した。
1区の鶴川正也(4年)が区間賞を獲得し、絶好のスタートを切った。3区では黒田朝日(3年)の好走により首位に立ったが、その後は首位が頻繁に変わることとなり、序盤のリードを維持することができなかった。最終的に、5年ぶりに復活優勝した国学院大学に1分00秒差をつけられ、3位に終わった。
原監督は「1区から勝てると思えるタイミングがなかった」とコメント。今年1月の箱根駅伝で優勝したメンバー7人の中から5人が出走し、優勝候補筆頭と期待されていた中での3位だったことを受け、「タスキをつなぐ間際の詰めの甘さが出た。あらためて駅伝を勝つのは難しい」と振り返った。また、「4年生はもっと貪欲に勝ちに行く姿勢が必要」と、最上級生に奮起を促した。