「わたしの宝物」初回、冬月との再会で心が動き始める美羽「宝物」再発見の瞬間

「わたしの宝物」初回、冬月との再会で心が動き始める美羽「宝物」再発見の瞬間

女優の松本若菜が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場「わたしの宝物」の第1話が17日に放送された。

本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子として偽って育てる「托卵(たくらん)」を題材に、大切な宝物を守るために、悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した男性の複雑な感情を描く完全オリジナル脚本の大人の恋愛ドラマ。

物語は、専業主婦の神崎美羽(松本若菜)が、モラルハラスハラの乱暴な言葉を投げかける夫・神崎宏樹(田中圭)と冷えきった関係を送っている中、昔よく通っていた図書館で幼なじみの冬月稜(深澤辰哉)と再会するところから始まる。中学生ぶりの再会に心躍る2人だが、美羽が既婚であることを伝えると、冬月は少し残念そうに反応する。さらに、冬月は仕事でアフリカに飛び立つことを美羽に告げる。

その後、冬月が探し物があると訪れ、2人は図書館で再会。冬月は「宝物」を探すと答え、昔に挟んでいた刺繍の栞を見つけ、これが冬月が盗んだ美羽の栞だと明かす。「隠してさ、宝探しゲームしようと思って」と笑い、美羽に栞を返す。

受け取った美羽は、「冬月くんと会って、ちゃんと心が動くようになった」と打ち明ける。冬月は優しく寄り添い、「たぶん、夏野は宝物をなくしてたんだよ。宝物がちゃんとしまってあると、ちゃんと心が動いて痛がったり喜んだりできる」と言葉をかける。美羽は「冬月くんと会ってからずっと心が痛いよ」「助けて」とつづり、我慢していた涙が溢れてしまう。冬月は美羽を抱きしめ、そっとキスを交わす。

図書館のシーンでは「宝物」というワードが2つの意味で登場し、本作のタイトルとリンクする。ラストで子を授かったことを受け、視聴者からは「まさに‘わたしの宝物’だ」「爆速のタイトル回収」「初回から濃すぎる」「冬月くんの言葉が刺さる」などの反響が寄せられている。