塩野瑛久&見上愛、一条天皇の苦悩と彰子の悲しみを語る…「光る君へ」第40話の舞台裏
大河ドラマ「光る君へ」の第40話で、塩野瑛久が演じる一条天皇の心情について語る映像が公式サイトで公開された。塩野は、「多くの人には共感されないかもしれないが、自分の中で信じている信念や思いが、世の中の壁にぶち当たった」と述べ、演じる上で「苦しかった」とも明かした。
一方、彰子役の見上愛は、一条天皇の死について「よき夫婦になっていた矢先での死だったため、本当に悲しかった」と振り返っている。また、次期東宮を勝手に決められたことに「すごくショックだった」と語り、敦康親王について生きる希望であったと述懐した。
三条天皇役の木村達成は、「僕が出ているシーンは笑いが絶えないよう、見ている人もほっこりするような、笑えてくるような三条天皇で居続けたい」と意気込んでいる。
あらすじでは、まひろ(吉高由里子)が書く物語が宮中の話題となる中、一条天皇(塩野瑛久)が体調を崩し、不穏な空気が漂い始める。中宮・彰子(見上愛)の前では気丈に振舞う一方、道長(柄本佑)の元には占いによる不吉な予兆が報告され、次期皇位を巡る公卿たちの動きが加速する。まひろが彰子に付き添っていると、道長が現れた。彰子はそこで道長に対して感情を露わにするという展開が描かれている。
大河ドラマ「光る君へ」は、毎週日曜日20時からNHK総合、18時からNHK BS・BSP4K、12時15分からNHK BSP4Kで放送中。第41回は10月27日(日)19時10分から総合で放送される。