有村昆と鈴木おさむ氏が語る「極悪女王」の魅力

有村昆と鈴木おさむ氏が語る「極悪女王」の魅力

有村昆と鈴木おさむ氏の対談で「極悪女王」の魅力を語る

東京 - 映画コメンテーターの有村昆(48)が20日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、放送作家を引退した鈴木おさむ氏(52)との対談を公開した。対談のテーマは、Netflixシリーズ「極悪女王」について。このドラマは、80年代にカリスマ的人気を博し、女子プロレス旋風を巻き起こしたダンプ松本の半生を描いた作品だ。

「極悪女王」は、その完成度の高さで注目を集めている。圧巻の映像と、主演のゆりやんレトリィバァをはじめとするキャスト陣の体当たりの演技が、ドラマの魅力を引き立てている。さらに、ダンプ松本や長与千種らの全面協力により、当時の熱狂的な雰囲気が忠実に再現されている。

有村が特に注目したのは、キャスティングのプロセスだ。キャストの多くはオーディションで選ばれた。特に、当時活動を自粛していた唐田えりかが、長与千種役を勝ち取ったことが話題となった。鈴木氏は、唐田えりかのオーディションについて次のように語っている。「彼女は自粛中で初めてのオーディションだったと思うんですが、そこですごかったのが『この2年間で自分と向き合った』とか、『事務所の社長さんが見捨てることなくやってくれた』といったことを自分で言っていたんです。普通は言わないですよね」と、驚きを隠せなかった。

鈴木氏は、過去にもスキャンダルで世間を賑わせたタレントを起用することが多い。今年もドラマ「離婚しない男 - サレ夫と悪嫁の騙し愛 -」(テレビ朝日系)で、篠田麻里子が不倫相手役を演じ、大きな話題となった。鈴木氏は、自身のキャスティング方針について次のように説明している。「この人しかできないというものが好きで、『離婚しない男』でも篠田麻里子さんには絶対に必要な爆発力があった。そういった人のパワーにかけたいという思いがあります」と、自身の選択の理由を明かした。

「極悪女王」は、その完成度の高さと、キャスト陣の熱演により、多くの視聴者を魅了している。鈴木氏の手腕と、有村昆の鋭い分析が、この作品の魅力をさらに引き立てている。今後も、鈴木氏の作品には注目が集まりそうだ。