『極悪女王』: 80年代女子プロレスの熱狂と葛藤を描くNetflixヒットシリーズ

『極悪女王』Netflixシリーズ、配信初日から4日間連続1位を獲得

動画配信サービス「Netflix」で9月19日より世界独占配信が始まったNetflixシリーズ『極悪女王』が、配信初日から4日間連続（9月24日時点）で日本の「今日のTOP10（シリーズ）」において1位を獲得。さらに、日本の「Netflix週間TOP10（シリーズ）」でも1位を獲得し、大きな話題を呼んでいます。

80年代女子プロレスのカリスマ「ダンプ松本」の半自伝ドラマ

本作は、80年代にカリスマ的人気で女子プロレス旋風を巻き起こした「最恐ヒール」ダンプ松本の知られざる物語を描いた半自伝ドラマです。企画・脚本・プロデュースは鈴木おさむが手がけ、総監督を白石和彌が務めています。主人公のダンプ松本役を演じるのは、文字通り体当たりの演技で視聴者を魅了するゆりやんレトリィバァ。彼女の演技は、作品の熱量をさらに高めています。

主要キャストの迫力ある演技

落ちこぼれとしてスタートしながらスターの階段を駆け上がる長与千種役を唐田えりかが演じ、同期でも最も運動能力が高く技術に秀でていたライオネス飛鳥役を剛力彩芽が演じています。これらのキャスト陣は、ほぼ全てのシーンを自身で演じ、本気のプロレス場面を再現することで、作品の完成度を大幅に引き上げています。

視聴者の反響

配信直後には、「なんとなく面白そうだから見てみた」という声もあったものの、多くの視聴者が作品の魅力に引き込まれ、「泣けるし興奮するし感情えげつないっす！」「思わず泣きながら一気見!!」「そりゃもう体当たりな演技が素晴らしい」「本当に魂削った熱い物語だった」「当時の恐怖がよみがえる！」、「…まさかの号泣。かっこよすぎた。」と、感情を揺さぶられた人々が続出しています。

キャストの本気度が伝わる

キャスト陣の本気のプロレス場面については、「ガチの本気すぎる」「ゆりやんさん、唐田えりかさん、剛力彩芽さんはじめ、全女レスラー圧巻の演技」「この作品にかける本気度や覚悟がひしひしと伝わってくる」「何度も唐田えりかが長与千種に見えた！」「息をするのを忘れるくらいの迫力」と、当時をリアルタイムで知る同世代の人々が驚愕するほどの完成度も注目されています。

ライオネス飛鳥の感想

ライオネス飛鳥本人もSNSで「あらためて…最高傑作です！あの頃の自分たちにしか見えない！この作品を観てまだまだ頑張れるって思えた！勇気をもらいました！」と、作品を2週したことを明かしています。彼女の言葉は、作品のリアルさと深みを物語っています。

新しい世代にも魅力を伝える

また、「この作品で初めてこの時代・女子プロレスに触れ、すっかりその魅力に引き込まれました！」「まじでプロレス観に行ってみたいな～」と、当時を知らない世代やこれまでプロレスに触れてこなかった人々も魅了しています。この作品は、女子プロレスの魅力を新しい世代に伝える重要な役割を果たしています。

長与千種の思い

本作のプロレススーバーバイザーを務めた長与千種は、「プロレスも芸術だと思っている。選手が戦って何度も立ち上がる姿を見た人が、そこに自らを投影して一緒に戦える。みんなが日々抱く悔しさやもどかしさ、生きづらさを、プロレスで自分が体現することで、みんなを主人公にできる」と語っています。この思いが、キャスト一人ひとりを通して、作品全体を通して、視聴者にも確かに届いたようだ。

YouTube企画配信決定

今月12日、東京・後楽園ホールで行われた配信記念イベントで、会場レポーター＆解説として参加した野性爆弾のくっきー!、レイザーラモンHG・RGと、全女のレスラー、クレーン・ユウ役のえびちゃん（マリーマリー）が作品の魅力を語るYouTube企画の配信も決定。Netflix公式YouTubeで本日（25日）午後9時にプレミア公開されます。

『極悪女王』は、80年代の女子プロレスの熱狂と葛藤を描いた作品として、多くの視聴者の心を捉えています。ぜひ、この機会にチェックしてみてください。