『虎に翼』第125回: 航一の熱血一面が視聴者を魅了

『虎に翼』第125回: 航一の熱血一面が視聴者を魅了

NHK連続テレビ小説『虎に翼』第125回放送で航一の新たな一面が視聴者を魅了

9月20日に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』第125回で、主人公の航一(岡田将生)が初めて見せる一面が視聴者の心を捉えました。この日の放送後、公式アカウントがInstagramを更新し、航一が桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見するシーンを収めた動画を公開。視聴者からは大きな反響が寄せられています。

このシーンは、航一が桂場に美位子の事件に関する報告書を提出し、尊属殺の規定の違憲性を問う裁判を提唱する場面です。航一は「昭和25年のあの判例を変更するときです」と力強く主張します。しかし、桂場は「尊属殺を扱うのは時期尚早だ」と即座に拒否します。

航一は一瞬引き下がるかのように見えましたが、すぐに再び意見を述べます。「いや、やっぱり分かりません」「時期尚早とは、つまりどういうことでしょうか」と質問を投げかけます。桂場は「少年犯罪が急増し、道徳心の欠如や家族崩壊が問題になっている今、君は冷静な議論がされると思うのか?」と反論します。

これに対して航一は、「法は法、道徳は道徳だと思いますが?」と毅然とした態度で応じます。桂場はさらに、「机上の理想論ではな」「人は間違える。だから法がある」「だから法について考える際に万全な時を選ぶ」「尊属殺の規定が違憲であるかどうかを問う裁判をするならば、なおさらだ」と説明します。

航一は「反発は来るかもしれない」「でも、たとえどんな結果になろうとも判決文は残る!」と語尾を強め、さらに「ただ何もせず、人権蹂躙から目をそらすことの何が司法の独立ですか!」と声を荒げます。この航一の熱い主張に、桂場は終始厳しい表情で向き合っていましたが、何かに気づいたように表情をゆるめ、「星君…」とつぶやき立ち上がります。

すると、航一は「え…..」と戸惑いの表情を浮かべ、突然鼻血を出します。鼻血を片手で拭った後、血を見てそのまま倒れこむ航一を桂場は抱き止めます。この意外な展開に、視聴者からは驚きと感動の声が寄せられています。

視聴者からは以下のようなコメントが寄せられています。

  • 「航一さんの熱い一面に心から惚れました」
  • 「かっこよかったですね~ 航一さん」
  • 「すごい激怒する航一さん、初めて見ました。びっくり」
  • 「穏やかな性格の航一さんに、こんな熱血な面が寅ちゃんに似てきた?」
  • 「普段の航一さんは品が良くて冷静沈着だけど、こういう場面も素敵だと思いました」

航一の新たな一面が視聴者を魅了し、『虎に翼』の物語にさらなる深みを加えています。今後の展開に注目が集まっています。