三浦透子の声が引き立てる『海のはじまり』最終回

三浦透子が『海のはじまり』のタイトルコールを担当

9月23日21時からフジテレビ系で放送される月9ドラマ『海のはじまり』の最終回で、三浦透子がタイトルコールを担当することが明らかになりました。このドラマは、目黒蓮が主演を務め、彼が出演した『silent』の脚本・生方美久、演出・風間太樹、プロデュース・村瀬健が再び集結して制作した完全オリジナル作品です。本作は「親子の愛」をテーマに、夏（目黒蓮）と海（泉谷星奈）、そして亡くなった彼女・水季（古川琴音）との間の複雑な関係を描いています。

ドラマの概要

『海のはじまり』は、夏が自分の子どもが7年間生きていることを知らず、突然現れた海との関係を描きます。夏は、これまでの人生を振り返り、海との関係を築いていく中で、自身の過去と向き合うことになります。一方、海は、亡くなった母親・水季との思い出を胸に、夏との新しい生活をスタートさせます。このドラマは、登場人物たちが抱える「親と子」の関係の中で生まれる感情を丁寧に描いており、視聴者に深い共感を呼び起こします。

三浦透子の起用理由

三浦透子のタイトルコールが選ばれた理由について、村瀬健プロデューサーは次のようにコメントしています。「このドラマを作るにあたり、どんな声でこのタイトルを読んでもらったらこの作品の世界観に合うかを考えていたとき、僕の頭に最初に浮かんだのが三浦さんの声でした。このドラマの世界を声で表現するとしたら三浦さんの声なんじゃないかな、と直感的に思ったのです。」

村瀬プロデューサーは、三浦透子の演技と歌の両方を高く評価しており、特に彼女の歌声が「優しくて、柔らかくて、あったかくて」と表現しています。さらに、「遠い場所ではなく、なんというか、いま自分がいるその場所で歌ってくれているような、そんな気持ちになる三浦さんの歌声が大好きで」と語っています。これらの理由から、三浦透子の声が『海のはじまり』の世界観に最も適していると判断されました。

三浦透子の快諾

村瀬プロデューサーは、三浦透子にオファーを出すことに躊躇していました。彼は、「これまでにご一緒したこと、どころか、一度もお会いしたこともありません。こんなオファーを受けて頂けるわけがないと思ったのですが、まさかの快諾を頂けて、驚くやら嬉しいやらで、“あぁ言ってみるもんだな”と思ったのでした」と述べています。

ドラマの人気

ドラマ公式SNS（X、Instagram、TikTok）の累計フォロワー数は100万を超え、TVerお気に入り登録数も199万を超えています（9月22日時点）。これらの数字は、ドラマの人気と視聴者の関心の高さを示しています。SNSやウェブ上で配信されている最終話予告では、三浦透子のタイトルコールだけでなく、「最終話」という言葉も彼女が読み上げています。

最終回への期待

村瀬プロデューサーは、最終回について次のように語っています。「三浦さんの声に導かれる最終話がどこに辿り着くのか、今夜9時からの放送をぜひ見届けていただければと思います。」最終回では、夏と海の関係がどのように結実するのか、そして彼らが抱える過去と未来がどのように繋がるのかが明らかになることが期待されています。