「海のはじまり」最終話：夏と海の新たな絆と成長

連続ドラマ「海のはじまり」最終第12話のあらすじ

9月23日に放送されるフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」の最終第12話が、多くの視聴者の注目を集めています。主演は人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さんで、脚本は生方美久さん、演出は風間太樹さん、プロデュースは村瀬健さんと、2022年10月期の連続ドラマ「silent」チームが再集結し、親子の愛をテーマに描く完全オリジナル作品です。

前話では、海（泉谷星奈ちゃん）が夏（目黒蓮さん）のアパートで暮らすことになり、朱音（大竹しのぶさん）と翔平（利重剛さん）が荷物を届けにやってきました。朱音と翔平は海をぎゅっと抱きしめ、別れを惜しんでいました。その様子を見た夏は、どこか罪悪感を抱いてしまいました。

ある日、帰宅した夏は海の姿がないことに気付き、慌てふためきました。津野（池松壮亮さん）に電話すると、海が1人で図書館を訪れていることが判明しました。夏が南雲家に戻った海を迎えに行くと、海は「みんなが寂しいの、海のせい？」と尋ねました。否定する夏に、海は「なんでママいた時、パパになってくれなかったの？ なんで2人でって言うの？ なんでママいないって言うの？ 海、ママとずっと一緒にいたもん！ いなかったの夏くんじゃん！」と感情を爆発させ、部屋を飛び出しました。

最終第12話のあらすじ

ベッドではなく、床に敷いた布団の上で目を覚ました夏。海のランドセルやぬいぐるみが視界に入りますが、海の姿はありません。「海ちゃん」と呼びかけるが返事はなく、部屋は静まり返っています。

その頃、南雲家で目を覚ました海は、寝起きのまま居間へやってきて「夏くん……」と呼びかけますが、そこには朱音と翔平がいるだけで、夏の姿はありません。朱音から「自分で帰らないって言ったんでしょ」と言われ、返す言葉もない海。

パジャマ姿のまま寝そべっている海に、朱音と翔平は「朝ご飯を食べようよ」と声をかけますが、海は「食べたくない」とそっぽを向きます。朱音は台所でおにぎりを握り、「食べなきゃダメ。生きなきゃいけないから」と海におにぎりを差し出します。そして、水季（古川琴音さん）が亡くなった日に、おにぎりを食べた話をします。

やがて、夏のスマホに弥生（有村架純さん）から着信が入ります。夏が電話に出ると、弥生は海からの伝言があると夏に告げます。弥生は、海が南雲家にいることを伝え、夏に海のことを心配していることを伝えると、夏はすぐに南雲家に向かいます。

南雲家に到着した夏は、海が部屋で泣いているのを見つけます。夏は海のそばに座り、「海ちゃん、大丈夫だよ。みんなが寂しいのは海ちゃんのせいじゃない。海ちゃんがいなければ、みんなもっと寂しいよ」と優しく言います。海は夏の言葉に少しずつ心を開き、夏に抱きつきます。

その後、夏は海と南雲家の人々と話し合いを持ちます。朱音と翔平は、海が夏の元に戻ることを理解し、海の幸せを願います。夏は海に、「これからは一緒に頑張ろう。海ちゃんのことを大切に守るから」と約束します。

最終話では、海と夏の関係がどのように進展するのか、そして海が新しい生活にどのように適応していくのかが描かれます。視聴者にとって、感動的な結末が待っていることでしょう。

9月23日の放送を楽しみに待つ視聴者も多いことでしょう。ドラマ「海のはじまり」は、親子の愛と成長の物語として、多くの人々の心を揺さぶる作品となっています。