「若草物語」令和版ドラマ化!堀田真由、長濱ねるらが姉妹の絆と現代女性の苦悩を描く

「若草物語」令和版ドラマ化!堀田真由、長濱ねるらが姉妹の絆と現代女性の苦悩を描く

ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』制作発表に女優陣が出席

22日、女優の堀田真由と長濱ねるが、ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日本テレビ系)の制作発表に出席した。共演者として仁村紗和、畑芽育、一ノ瀬颯、渡辺大知、深田竜生(少年忍者)も参加し、それぞれの役柄や撮影の様子について語った。

本作は、米国の作家ルイーザ・メイ・オルコットのベストセラー小説『若草物語』を原案に、現代の日本に舞台を置き換えて描かれる社会派シスターフッドコメディー。町田家の四姉妹を中心に展開し、それぞれの役を堀田(次女)、仁村(長女)、畑(四女)、長濱(三女)が演じる。

堀田は、『若草物語』が様々な形で映像化されていることから、「新たに令和版として制作するという点で、原案をお借りするということが少し不安でした」と率直な思いを明かした。しかし、「撮影が始まった今、現代の女性の苦悩に寄り添える物語だからこそ、今やるのがふさわしいストーリーだと思っています」と、作品の意義を強調した。

また、堀田は自身の役作りについても言及。「最初にこだわったのが前髪。オン眉にしたり、初めてパーマをかけさせていただきました」と語り、「私の勝手なイメージですが、前髪がぱっつんでオン眉の方って、おしゃれもあるけど、その方の芯の部分やこだわりを持っているようなイメージがあるので、ビジュアルの面で『こんな風に作りたい』というのを最初にお話ししました」と、髪型の選択理由を説明した。さらに、「初めて前髪がここまで短いので、朝のスタイリングが大変です(笑)」と笑顔で語った。

長濱は、三女役の役柄について「四姉妹の中では次女の涼(堀田)と特別な絆がある物語で、シーンも真由ちゃんと撮ることが多い」と説明。また、「実際には同い年」という堀田との関係性について、「人見知りしがちなんですけど、最初から姉妹のように友達のように、双子のように距離が近くなるよう撮影が始められたので、とてもうれしかったです」と笑顔を見せた。

共演シーンについて、堀田が「回想の高校時代で私たち、制服をね。26歳で(笑)」と制服での撮影があったことを明かすと、同じく制服を着た一ノ瀬は「心はまだまだという感じです。友達とか『無理だろう』みたいに思う人もいることは多いと思うので、なんとかね(笑)」と、実年齢とのギャップを笑いに変えていた。

日曜ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』は、10月から日本テレビ系で毎週日曜22時30分から放送される予定だ。現代の女性たちのリアルな姿と、姉妹の絆を描いた本作に注目が集まっている。