伝説の女優、弓恵子さんが87歳で逝く - 時代劇から現代ドラマまで幅広い演技で魅了

伝説の女優、弓恵子さんが87歳で逝く - 時代劇から現代ドラマまで幅広い演技で魅了

弓恵子さん、87歳で死去

女優の弓恵子(ゆみ・けいこ)さんが8月17日、87歳で呼吸不全により亡くなったことが明らかになりました。葬儀は家族のみで執り行われたとのことです。

弓恵子さんは、テレビドラマや舞台で活躍し、特に1969年に放送された時代劇「水戸黄門」第1部でお蝶役を演じ、レギュラーとして注目を集めました。その演技力は多くの視聴者を魅了し、時代劇ファンの間で高い評価を受けました。

映画界でも、1960年に公開された「明日から大人だ」や「銀座のどら猫」、1961年の「うっちゃり姫君」などで主演を務め、その才能を発揮しました。その後も「積木くずし」「福耳」「大停電の夜に」など、多くの作品に出演し、幅広い役柄を演じ切り、その演技力は業界内外で高く評価されていました。

テレビドラマでは、「細腕繁盛記」「銭形平次」「遠山の金さん」「はぐれ刑事純情派」など、数々の名作に出演し、長年にわたって演技の世界を支えてきました。その存在は、日本の芸能界に大きな影響を与え、多くの後輩俳優たちの尊敬の対象となりました。

近年は気管支の具合が悪く、ここ数年は療養生活を送っていましたが、その間も多くのファンから心からの応援が寄せられていました。弓恵子さんのご冥福をお祈りいたします。