沢田研二とザ・タイガースメンバーが誕生日会で再会
沢田研二とザ・タイガースメンバーが誕生日会で再会
8月上旬、都内の飲食店で、ザ・タイガースのメンバーとともにテーブルを囲む沢田研二(76)の姿が目撃された。この日の集まりは、沢田さんの誕生日を祝うために行われたもので、彼の誕生日は6月だが、ライブツアー中だったため、暑気払いも兼ねて少し遅れての祝いとなったようだ。芸能関係者は、「彼らが訪れたのは、京懐石のお店で、故郷の味を楽しんだと考えられます」と話している。
ザ・タイガースの歴史
ザ・タイガースは1967年に「僕のマリー」でデビューし、日本を代表するアイドルグループの一つとなった。しかし、1969年にトッポこと加橋かつみ(76)が脱退し、岸部シロー(故人、享年71)が新メンバーとして加入したものの、1971年に解散した。音楽関係者は、「脱退の理由は、方向性の違いと事務所への不満が主な要因とされています。加橋さんはジュリーとともにグループの中心的存在で、彼の不在は大きな损失をもたらしました」と語る。
復活への道のり
ファンたちは長年、ザ・タイガースの復活を熱望してきた。2013年、加橋を含むオリジナルメンバー全員が再結集し、東京ドームで行われたライブには4万5000人のファンが駆けつけた。音楽関係者は、「このライブは、ジュリーが自ら音頭を取り、加橋さんを直接訪ねて口説き落としたことで実現しました」と述べている。しかし、このライブを最後に、5人が揃ってステージに立つことはないまま Newman 現在に至っている。
去年の誕生日ライブ
昨年6月25日、ジュリーの誕生日に合わせて行われたライブでは、メンバーが駆けつけたものの、10年ぶりの“完全再結成”には至らなかった。音楽関係者によると、「ジュリーは2013年同様に加橋さんを誘いましたが、肯定的な返事は得られませんでした。ジュリーはライブで『かつみと一緒に「花の首飾り」を歌いたい』と、ファンの前で再共演への強い思いを語ったそうです」とのこと。加えて、一部メディアでは、現在、ジュリーをはじめ他のメンバーも加橋さんと連絡が取れていない状態であると報じられている。
今年の誕生日会
冒頭の誕生日会に戻ると、加橋の姿は会場に見られなかった。芸能関係者は、「加橋さんは8月14日に銀座で開催予定だった自身のライブを体調不良を理由に中止しました。沢田さんの誕生日会にも、おそらく体調を考慮して欠席した可能性があります。しかし、その場にいなかったことは、メンバー間に溝があることを示唆しています。当日、加橋さんを除くザ・タイガースの4人は、深酒することもなく食事を楽しみながら帰宅したとのことです」。
待ち望まれる完全復活
メンバーとファンが待ち望む“完全復活”は、いつ実現するのか。沢田研二の誕生日会での様子は、ザ・タイガースの再結成への道のりがまだ遠く、メンバー間の関係に課題があることを改めて示している。しかし、ファンの熱い期待と、メンバーたちの絆が、その日を待ち望む力となることは間違いないだろう。