TGS2024で登場!謎の巨大ブース「Qiddiya Gaming」が描く未来のゲーミング都市
TGS2024に現れた謎の巨大ブース「Qiddiya Gaming」
東京ゲームショウ2024(TGS2024)のホール4に、謎に包まれた巨大ブース「Qiddiya Gaming」が登場している。このブースは、怪しいネオンライトに照らされ、まるでサイバーパンク世界が現実に現れたかのような独特な雰囲気を醸し出している。一体これは何なのか。Qiddiyaジャパンオフィスのプロデューサー、安井訓三氏に話を聞くことができた。
Qiddiyaとは?
Qiddiyaとは、サウジアラビアで進行中の大規模プロジェクトの名前であり、遊びに特化した街「キディヤ・シティ」の建設を目的としている。この街には、実際の都市機能やテーマパーク、モータースポーツ用のサーキットなど、多様なエンターテイメントとカルチャーが盛り込まれる予定だ。2030年をひとつの目処として開発が進められており、3月に発表され話題となった「ドラゴンボール」のテーマパークも「キディヤ・シティ」構想の一部である。
TGS2024のブースのテーマ
TGS2024に登場した「Qiddiya Gaming」のブースは、この「キディヤ・シティ」構想の一部である「ゲーミング&eスポーツ地区」をテーマにしたものだ。この地区は、ゲーミングとeスポーツに特化しており、世界最大級のアリーナを含む多数のeスポーツ関連施設が建設される予定だ。さらに、ゲームIPを活用し、街全体がゲームと連動する“ゲーミング都市”のようなエリアを目指している。
サイバーパンク世界の体験
TGS2024のブースでは、特にサイバーパンク世界を楽しむことができるエリアが表現されている。キディヤ・シティのコンセプトの一部を先行して体験できるようになっており、来場者はその独特な雰囲気を味わうことができる。
日本のゲームIPの活用
安井氏によれば、実際の「ゲーミング&eスポーツ地区」では、日本のゲーム関連IPがより多く活用され、街並みに活かされていくという。街の中でこれらのゲームを遊ぶことも可能で、街そのものにもゲーム的な遊びの仕掛けが多数登場する予定だ。また、住宅やホテルも建設され、実際に街に住むことも可能となる。サイバーパンク世界に住むという夢のような生活が、もしかしたら実現するかもしれない。
ブースでの体験
ブースでは、来場者が最初にチケットをもらい、クレーンゲームに参加したり、フードと引き換えたりできる。その中では、怪しげなコードを渡される場合もあり、Qiddiya的なゲーム世界を疑似体験できるようになっている。街の完成を楽しみに待ちつつ、先行体験という感じで訪れることを強くおすすめしたい。
まとめ
Qiddiya Gamingのブースは、TGS2024の注目スポットの一つとなっている。サウジアラビアの「キディヤ・シティ」構想の一環として、ゲーミングとeスポーツに特化した地区のコンセプトを先取りし、来場者にサイバーパンク世界の体験を提供している。日本のゲームIPの活用や、街全体がゲームと連動する“ゲーミング都市”の実現に向けて、期待が高まっている。TGS2024に訪れる際は、ぜひこのブースをチェックしてみてほしい。