キャメロン・ディアス：52歳で新たな挑戦、多岐にわたる活動と社会的影響力

キャメロン・ディアス、30年目のキャリア再開と多岐にわたる活動

1994年に映画『マスク』で一躍スターダムに躍り出たキャメロン・ディアス。彼女の活躍は1990年代後半から2000年代にかけて、『ベスト・フレンズ・ウェディング』（1997年）や『メリーに首ったけ』（1998年）など、数々のヒット作でハリウッドスターとしての地位を確立しました。2000年代も『チャーリーズ・エンジェル』シリーズや『シュレック』（2001年）、『ギャング・オブ・ニューヨーク』（2002年）など、多くの作品に出演し、その演技力と魅力で観客を魅了し続けました。

しかし、2010年代中頃からはキャリアをスローダウンし、『ダメ男に復讐する方法』（2014年）、『SEXテープ』（2014年）、『ANNIE/アニー』（2014年）に出演後は、ほぼ引退状態に。この期間、キャメロンは自身の健康と幸福に焦点を当て、健康とウェルネスに関する本『ザ・ボディ・ブック 食べること、運動すること、生きることを楽しむ最高のレッスン』（2013年）や『The Longevity Book（原題）』（2016年）を執筆。フィットネスやセルフケア、エイジングについての知識を発信し、多くの読者に影響を与えました。

私生活では、2015年にロックバンド「グッド・シャーロット」のメンバー、ベンジー・マッデンと結婚。2019年12月には長女ラディクス、2024年3月には長男カーディナルが誕生し、家族との時間を大切にしています。現在も家族や自身のワインブランド「Avaline」の経営に集中しており、ハリウッドからは距離を置きつつも、2022年にはジェイミー・フォックスとの共演作品『バック・イン・アクション』で久々にスクリーン復帰。同作は2025年に公開予定で、翌年には2010年以来となる『シュレック』シリーズ第5作の公開も予定されています。

起業家としてのキャメロン

健康やウェルネス関連のスタートアップ企業に投資する傍ら、2020年に起業家キャサリン・パワーと共同でワインブランド「Avaline」を立ち上げました。有機栽培で作られた「クリーンワイン」が売りで、トレンドに即した持続可能で環境に優しい製品の促進に力を入れています。このブランドは、健康的で環境に配慮したライフスタイルを追求する人々に支持され、急速に人気を博しています。

チャリティ活動にも熱心

キャメロンは長らく環境保護活動をサポートしてきました。また、UNICEFや国際救済委員会などの組織を通じて人道支援活動にも関わり、世界の貧困やジェンダー平等について声を上げ、それらの問題に取り組む活動に参加しています。さらに、動物の権利保護のための活動も積極的に行っています。PETA（動物の倫理的扱いを求める人々の会）を支持し、動物実験のない製品や倫理的な製品の普及を促進しています。

52歳のキャメロン・ディアス、新たな挑戦と多岐にわたる活動

52歳となった現在、キャメロン・ディアスは俳優業を再開し、新たな挑戦を続けています。彼女の多岐にわたる活動は、単なる芸能人としての枠を超えて、社会的な影響力を持つ存在となっています。健康、環境、人道支援、動物の権利保護など、さまざまな分野で活躍するキャメロンは、多くの人々に希望とインスピレーションを与え続けています。彼女の今後の活動に注目が集まっています。