東大、サヨナラで法大に勝利!渡辺向輝投手151球完投で初勝利/東京六大学
13日、東京六大学野球秋季リーグ第5週第2日が神宮球場で行われ、東大は3-2で法大にサヨナラ勝ちし、1勝1敗のタイに持ち込んだ。先発した東大の渡辺向輝投手(3年、東京・海城高)は9回151球を投げ抜き、9安打2失点で完投勝利を挙げた。打線は2-2の九回、1死二塁から門田涼平内野手(2年、愛媛・松山東高)がサヨナラの右二塁打を放った。
「今日は本当にうれしくて泣きそうなくらいです」。渡辺は父親渡辺俊介氏(48)と同じ右アンダースローからの魂の151球を投げ抜いた。一回から走者を許す展開となったが、スライダーとシンカーを効果的に投げ分け、粘り強い投球を展開。六回と八回に満塁のピンチがあったが、無失点で切り抜けた。
試合終了後、大久保監督に自ら続投を志願し、九回まで一人で投げ切り、自身リーグ戦初勝利を挙げた。試合終了後、ナインと抱き合い、喜びを分かち合った。