龍谷高校、21季ぶり11回目の佐賀大会優勝!九州大会への意気込みを語る
第155回九州地区高校野球佐賀大会 龍谷が21季ぶり11回目の優勝
28日、佐賀市のさがみどりの森球場で第155回九州地区高校野球佐賀大会の決勝戦が行われ、龍谷が佐賀北に3対1で勝利し、21季ぶり11回目の優勝を果たした。両校は10月26日から大分県で開催される九州大会に出場する。
試合は接戦となった。龍谷は1点を追う六回、梶原の適時打で同点に追いつくと、続く武内の適時三塁打で2点を追加して勝ち越した。佐賀北は七回以降3安打を放つも、得点にはつなげられず、あと一歩及ばなかった。
九州大会への出場は、龍谷が19季ぶり17回目、佐賀北が2季連続21回目となる。この大会は来春の選抜大会出場校を決める重要な参考となる。
龍谷の徳山誠一朗監督は「選手たちがしっかり守って優勝をつかみ取ってくれた。九州大会に向けて、バントの精度や守備力をさらに上げていきたい」と語った。主将の西琉杏は「一戦一戦を大切に、どんな状況でも自分たちの良さを出せるようにしたい」と意気込んだ。
一方、佐賀北の本村祥次監督は「エースの体力面で課題が見えた。体力作りに励んで投手力を鍛えていきたい」と述べた。主将の宮崎淳多は「敗因を全員でかみしめ、気持ちを切り替えて九州大会に臨みたい」と話していた。
両校の選手たちは、今後の大会に向けてさらなる成長と挑戦を誓い合った。佐賀大会での活躍が、九州大会でのさらなる飛躍につながることを期待したい。