奈良学園大、秋季リーグで和歌山大を破り45度目の優勝!
近畿学生野球秋季リーグ:奈良学園大2-1和歌山大
30日、南港中央で行われた近畿学生野球秋季リーグ第5節2回戦で、奈良学園大が和歌山大を2-1で破り、20年秋以来8季ぶり45度目の優勝を果たした。
試合は接戦が続き、6回に奈良学園大が1点を先制。1点リードのまま9回を迎えたが、和歌山大が同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。
延長10回、タイブレークのルールが適用された。奈良学園大は10回表を無失点で抑え、10回裏の攻撃で1死満塁の好機をつくり出した。6番の松林克真内野手(3年、履正社出身)が初球を左前へ運び、サヨナラ適時打を放った。この瞬間、ベンチから選手たちが飛び出し、松林が二塁を回ったところで歓喜の輪が広がった。
奈良学園大は、2季連続で優勝していた和歌山大から2連勝を挙げ、勝ち点を奪い、見事に優勝を決めた。この勝利により、連盟の代表として明治神宮野球大会への出場が決定し、関西地区大学野球選手権への出場権も獲得した。
奈良学園大の選手たちは、この優勝を契機に、さらなる高みを目指して頑張り続けることだろう。和歌山大も、次戦に向けて意気込みを新たに、再び強豪としての地位を確立するための努力を続けることだろう。両チームの今後の活躍に注目が集まる。