吉高由里子が語る『光る君へ』最新エピソード:まひろの自由と娘との葛藤

吉高由里子が語る『光る君へ』最新エピソード:まひろの自由と娘との葛藤

大河ドラマ『光る君へ』の最新エピソード:吉高由里子が演じるまひろの心情を語る

大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)の最新エピソードで、主演の吉高由里子が演じるまひろの心情を深く掘り下げたコメントが、NHKの公式サイトで公開されました。このエピソードでは、まひろが久しぶりに為時邸に戻るシーンが描かれ、彼女の複雑な感情が浮き彫りになっています。

久しぶりの為時邸

まひろが久しぶりに為時邸に戻った際の心情について、吉高由里子は次のように語っています。「私的には快適だったけどね(笑)。長袴もないからセットの中にずっといることもなく、自分で外に出ていけるっていう自力の素晴らしさ、助けてもらう素晴らしさも感じてはいるけど、自力で動ける素晴らしさに羽が生えそうな日でしたね。」この言葉から、まひろが自由に動ける喜びと、同時に周囲の支えに感謝している様子が伝わってきます。

娘・賢子との関係

まひろと娘の賢子との関係について、吉高は次のように述べています。「もちろん母として寂しいし、会いたいしっていう気持ちもあったかもしれないけれど、藤壺に上がる時にああいう別れ方をしてしまって、どこから縮めていいかわからない関係性のまま出てきちゃったっていう感じもあって、会いたい気持ちよりもやっぱりドキドキはしていたと思いますね。何から話そうかとか、相手も会いたいと思ってくれていたらいいなって思って帰ったと思うんですけど。」

このシーンでは、まひろが娘との再会に緊張している様子が描かれています。彼女は娘との関係を修復したいという思いと、その距離感に戸惑っている様子が伝わってきます。吉高はさらに、「でもね、しょっぱなからああいう感じになってしまって。そんな1000年前からあるんですかね、反抗期って(笑)って思ったけど、でも為時さんが『お前によく似ている』って言ってくるし、自分でも自分を見ているようで、ちょっと昔を思い出すような気持ちで『悪かったな』っていう気持ちも出てくると思うし、それは大人になってから気づく。みんなそうだと思うんですけどね。」と語り、娘の反抗期を自身の若い頃と重ね合わせ、複雑な感情を表現しています。

お互いの寂しさ

娘との関係について、吉高はさらに深く掘り下げています。「でもやっぱり寂しい気持ちがお互いの距離を離しちゃった関係性だなって思うんですよね。賢子も寂しかったのにとか『帰れなくてごめんね』とは言ってはいたけど、その寂しいが埋められる時間の密度もなかったし、コミュニケーションの距離感とかもない、いきなり『Yeah! Hey, bro!』みたいな感じ無理じゃん(笑)。」この言葉から、まひろと賢子が互いに寂しさを感じながらも、その感情を埋め合う時間が足りなかったことがわかります。

再会のシーン

再会のシーンでは、まひろが娘に「ごめんね」と言いたい気持ちを抑えている様子が描かれています。「ギューってね、まひろも『ごめんね』って、ぎゅってしてあげられたらよかったんだけど、そうもいけないたいぷなんだろうね、まひろもね。お互いの寂しさが、二人の再会の溝が埋まらなかった感じになっちゃった日かなとは思うんですけど。」と語る吉高の言葉から、まひろが娘との関係を修復したいという強い思いと、その難しさが伝わってきます。

まとめ

大河ドラマ『光る君へ』の最新エピソードでは、吉高由里子が演じるまひろの心情が深く掘り下げられています。久しぶりに為時邸に戻ったまひろの自由さと、娘との複雑な関係性が描かれ、視聴者に深い共感を呼ぶシーンとなっています。まひろと娘の賢子との関係が今後どのように発展していくのか、今後の展開に注目が集まっています。