凱旋門賞へ挑むオブライエン厩舎の強豪馬たち: ロスアンゼルス、コンティニュアス、ルクセンブルク

凱旋門賞に出走予定の愛ダービー馬ロスアンゼルス

アイルランドのエイダン・オブライエン調教師が29日、凱旋門賞（G1、芝2400メートル、10月6日、パリロンシャン）の出走予定馬について語り、同厩舎からは愛ダービー馬ロスアンゼルス（牡3）、昨年の英セントレジャー覇者でハーツクライ産駒のコンティニュアス（牡4）、ルクセンブルク（牡5）の3頭が出走を予定していることがわかった。

オブライエン師は、「プランはロスアンゼルスの出走です。ただ、オーギュストロダンは馬場が高速馬場になったときに備えて（出走の可能性を）残しています。おそらくそうはならないでしょう。昨年は出走させなかったけど、馬場が高速化しました。ですから、今年は同じミスはしたくありません。おそらく彼は日本（ジャパンC）に直行します。ロンシャンの馬場が高速化しなければ」とコメントした。

オーギュストロダンの出走可能性

ディープインパクト産駒のオーギュストロダン（牡4）は、ジャパンC（G1、芝2400メートル、11月24日、東京）で現役を引退することが発表されたが、凱旋門賞への出走の可能性をわずかに残している。オブライエン師は、ロンシャンの馬場が高速化した場合に備えて、オーギュストロダンの凱旋門賞への出走を検討していると述べた。現時点で今年の凱旋門賞（パリロンシャン競馬場）は渋った馬場になることが濃厚となっているが、万が一の事態に備えて、オーギュストロダンの凱旋門賞の登録を継続することを明かしている。

その他の出走予定馬

また、オブライエン師は他の馬の出走予定についても言及した。「コンティニュアスと、たぶん、ルクセンブルクは（凱旋門賞に）出走する予定です。キプリオスはカドラン賞に向かいます。オペラシンガーは出走するとしたら、2000メートルの牝馬限定戦（オペラ賞）になるでしょう」と各馬の出走予定を明かしている。

凱旋門賞への期待

凱旋門賞は、世界最高峰の競馬レースの一つとして知られており、毎年多くの注目を集めている。オブライエン厩舎からは、愛ダービー馬ロスアンゼルスをはじめ、実力馬が多数出走予定であり、今年のレースは特に注目を集めそうだ。ロスアンゼルスは、愛ダービーでの勝利により、凱旋門賞での活躍が期待されている。一方、コンティニュアスは昨年の英セントレジャー覇者であり、ルクセンブルクも経験豊富な5歳馬として、凱旋門賞での好成績が期待されている。