【凱旋門賞】藤田晋社長の挑戦と友情の絆:シンエンペラーで日本初制覇へ
サイバーエージェントの藤田晋社長(51)が、凱旋門賞(G1、芝2400メートル、6日=仏パリロンシャン)で日本の悲願に挑む。藤田社長は「新しい未来のテレビ」ABEMAや「ウマ娘」などで知られる人物で、所有する世界的良血馬シンエンペラー(牡3、矢作)が現地でも2、3番手と目される有力馬だ。
藤田社長は、矢作師との信頼関係について「プロの意見を尊重するので細かいことは言わない」と語り、矢作師の手腕に満足していると述べた。また、凱旋門賞について「競馬を知らない人も『すごい』と知っている」と述べ、競馬界外の人々にとっても大きな意味を持つレースであると強調した。
武豊騎手がアルリファーで出走することについて、藤田社長は「豊さんとも松島オーナーとも仲がいいので、タッグで勝ってほしい」と語り、アルリファーの勝利も喜ぶと述べた。さらに、松島オーナーが初めてG1を勝った際の思い出を語り、ライバルというより友人関係であると述べた。
現地観戦については、前日入りして矢作厩舎のスタッフと会食し、レース当日に観戦する予定だと語った。当日の服装については「ド派手ではないけど、日本人らしさを出したい」と述べ、有名スタイリストの提案を笑いながら断った。
海外遠征の魅力については、「一生の思い出になるようなインパクトがある」と語り、シンエンペラーの来年以降のプランについては「欧州が合っていたとしても日本へ連れて帰ってきたい」と述べた。有馬記念への出走については、まだ考えていないとしながらも、凱旋門賞で上位に来たら出走の可能性があると語った。