新庄監督、ファンに助っ人残留要請!日本ハムのCS進出と戦略
日本ハム・新庄監督がファンに異例の残留要請
29日、エスコンフィールドで行われたパ・リーグの日本ハム対ソフトバンク戦。日本ハムは2-6で敗れ、ソフトバンク戦の連勝は7で止まった。しかし、試合後の本拠地最終戦セレモニーで、日本ハムの新庄監督がファンに異例の要請を行った。
「皆さんに一つ、お願いがあります。来年、レイエスとマルティネス、ファイターズのユニホーム着てほしくないですか? よそのチームのユニホームは似合わないですよね? 『どこも行かないで運動』を始めてください!」
新庄監督のこの言葉は、6年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出の原動力となった両助っ人、レイエスとマルティネスの残留を強く願っていることを示している。球団は既に複数年契約を提示するなど、全力で交渉を進めているが、ファンの力も借りてリクエストした。
試合結果とチームの戦略
試合は敗れたものの、王者ソフトバンクとの対戦成績はシーズン12勝12敗1分けと互角。新庄監督は「日本一しか考えてない」と意気込みを語り、「日本シリーズに向けて早くやっとかないと」と、4番DHのレイエスを一塁で起用するプランを明かした。レイエスはこれまで一塁での出場が1試合のみだったが、「ボスの指示に従う。いつでも行ける準備を」と応えた。
また、短期決戦での投手の配置転換も示唆した。「何て言われようが勝ちゃいい。常識にとらわれず、勝てば正解ですから」と、新庄監督は勝利への強い意志を示した。
ファンへのメッセージ
最後に、新庄監督はエスコンフィールド2年目で最多動員の3万7527人に向けて、「ここからが一番楽しいです。僕についてきてください!」と絶叫した。ファンの熱い声援に応える形で、新庄監督はチームのさらなる飛躍を誓った。
まとめ
日本ハムは、6年ぶりのクライマックスシリーズ進出を果たし、王者ソフトバンクとの対戦でも互角の戦いを繰り広げている。新庄監督は、レイエスとマルティネスの残留を強く願い、ファンの力も借りてチームの強化に取り組んでいる。短期決戦での戦略も明確に示し、日本一を目指す意気込みをファンに伝えた。今後の日本ハムの活躍に注目が集まる。