文化評論家の唐沢俊一さんが虚血性心不全のため66歳で逝去

文化評論家の唐沢俊一さんが虚血性心不全のため66歳で逝去

評論家として古本やおたく文化に関する著書で知られ、幅広い大衆文化を評論した唐沢俊一さんが、66歳で虚血性心不全のため亡くなった。葬儀は近親者で執り行われた。

唐沢さんは北海道出身で、古本、アニメ、演芸、おたく文化など、多岐にわたる分野で評論活動を行い、その深い知識と独自の視点で多くの読者を魅了した。また、「トンデモ本」を研究する「と学会」の運営委員も務め、その活動は多くの注目を集めた。

主な著書には『B級学』『トンデモ創世記2000』があり、共著には『マンガの逆襲』などがある。唐沢さんの逝去は、文化評論界に大きな喪失をもたらすものであり、その業績は多くの人々に長く語り継がれることだろう。