【強烈パンチ】ぱんちゃん璃奈、美伶戦でK-1グループ代表超えの力を示す

【強烈パンチ】ぱんちゃん璃奈、美伶戦でK-1グループ代表超えの力を示す

10月12日に後楽園ホールで開催される「MAROOMS presents KNOCK OUT 2024 vol.5」で、ぱんちゃん璃奈(30歳、フリー)が美伶(24歳、WARRIOR OSAKA)と対戦する。この試合はKNOCK OUT-BLACK(ヒジなしルール)の女子48キロ契約3分3R延長1Rで行われる。

ぱんちゃん璃奈は、最近外国人選手との試合が続いていたが、今回はK-1グループで4勝1敗の好成績を上げている美伶との対戦となる。試合カード発表の際、美伶がかなり意気込んでいたことについて、ぱんちゃんは次のようにコメントしている。

「今回の相手にあんまり興味がないので、自分のパフォーマンスや戦い方が一番重要です。美伶選手がかなり意気込んでいたので、もっと盛り上がるかなと思ったんですが、彼女がまだあまり知られていないせいで、思ったより盛り上がらなかったのは残念でした。女子の注目度の低さを痛感しましたね。」

また、美伶の態度についても言及している。

「彼女は私を少しナメているように感じました。空手の経験は彼女の方が豊富かもしれませんが、キックボクシングのプロとしての経験は私の方が上です。試合前はナメといて、当日は泣かせてやろうと思っています(笑)。」

6月のアイリン・ゴンザレス戦を踏まえて、今回のテーマは「アグレッシブさを見せて、プレッシャーをかけて戦う」ことだという。

「美伶選手は近距離でパンチでの攻めを狙ってくると思います。遠い距離では難しいでしょうから、インファイトで戦うしかないでしょう。私と戦う相手はほぼ私より身長が低いので、いつも相手がインファイトに持っていく展開を防ぐのが私の戦い方でした。」

しかし、今回は異なる戦略を採る可能性がある。

「作戦については内緒です(笑)。パンチは当たらないと倒せませんから、倒すにはまず当ててみる必要があります。彼女はまだ強い相手と本気で戦った経験が少ないと思います。だから調子に乗れるのも試合当日まででしょう。」

ぱんちゃん自身のテーマは「成長を見せる」ことだ。

「これまで1人で戦ってきましたが、今はチームで戦うことを意識しています。良太郎さん率いるteam AKATSUKIのメンバーにも力を借りています。AKATSUKIにはONEのMMA女子で世界3位の澤田千優が所属しており、レスリング出身でフィジカルが私より強いので、多くのことを学んでいます。」

良太郎さんからは、作戦が遂行できれば圧勝できると言われているが、うまくいかない時の対応も重要だ。

「作戦がうまくいかない時にイライラしないようにする必要があります。頭のいい選手にはそういった部分が重要です。例えば、1Rで自分の蹴りで足が折れたとしても、最後まで冷静に戦えるかが鍵です。」

最終的には、判定ではなくKOで勝ちたいと考えている。

「判定じゃなくて、悶絶させてKOしたいです。しかし、『この技で必ずKOする』という過信はありません。『ここまで攻めれば倒せるだろう』という意識に切り替えて、圧力とプレッシャーと攻撃を的確に与えていければ仕留められると思います。」

今回の試合では、K-1グループの代表選手として「KNOCK OUT」代表として戦う。

「K-1グループの女子代表よりもぱんちゃんの方が強いことを示したいです。ルールは少し違いますが、どっちが強いかは見せられると思います。そこを意識して比較してほしいです。」