世良公則、デビュー時から酒を断つ理由を語る「プロとしての覚悟」

世良公則、デビュー時から酒を断つ理由を語る「プロとしての覚悟」

歌手で俳優の世良公則(68)が1日放送のフジテレビ「ぽかぽか」に出演し、デビューをきっかけに酒を断った理由について語った。

世良は、アマチュア時代から47年間親交のある歌手の八神純子と共に「レジェンドアーティスト素顔ぶっちゃけSP」に登場。2人は長年の友人で、世良がアマチュア時代に参加した「ポピュラーソングコンテスト」(通称ポプコン)で八神が司会を務めていたというエピソードを披露した。世良は、このコンテストでのグランプリ獲得がデビューのきっかけとなった。

番組中、声優の花澤香菜が「お酒を前日飲まないようにする」と自身の喉のケアについて語ると、世良は「僕はお酒は全然ダメなので」と告白。レギュラー陣から「意外」「むちゃくちゃバーボン似合いそう」という声が上がったが、世良は「年に1、2回、親しい友人と飲むことがあるけど、普段は自分で運転するのでお酒はほぼいただかない」と説明した。

その理由について、世良は「ポプコンでグランプリをいただいたときに、学生時代はロックバンドでバーボンロックを飲むことがあった。せっかくデビューできるんだから、今から起きることはすべて素面で覚えておきたいと思った」と語った。デビュー当時はロックがまだ市民権を得ておらず、「ロック=不良」というイメージがあったため、「テレビでロックをやるなんて」と批判されることも多かった。世良は「酔っぱらって覚えていないということが学生の頃にあった。プロになったら、いいことも悪いことも全部素面で受け止められるようにしたいと思った」と述べた。

さらに、世良は「大阪から東京の飛行機の中でみんながビールを飲んでいる時に、1人だけジュースで乾杯した。それ以来、10年間一滴も飲まなかった」と振り返った。最近は「大人になったので、付き合いで1杯いただくことはあるけど、ほぼお酒を飲むことはない」と話すと、スタジオからは「かっこいい」という声が漏れた。