大谷翔平、夢の「50-50」記録目前でマーリンズ戦に臨む

大谷翔平、夢の「50-50」記録目前でマーリンズ戦に臨む

2024年9月19日(日本時間20日)、メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースとマイアミ・マーリンズの3連戦最終戦がローンデポ・パークで開催されます。この試合で最大の注目は、もちろん大谷翔平(30)です。

メジャーリーグのシーズンも終盤に差し掛かり、ナショナル・リーグ西地区首位を走るドジャースは、地区優勝に向けて最後のスパートをかけています。対するマーリンズはナショナル・リーグ東地区最下位に低迷していますが、大谷の活躍が試合の注目ポイントとなっています。

この3連戦の初戦で大谷は、歴代最多となる48号本塁打を放ち、続く2戦目では今季49盗塁目をマークしました。これにより、メジャーリーグ史上誰も達成していない「50-50(50本塁打と50盗塁)」という夢の記録に、あと2本塁打と1盗塁の差まで迫っています。

しかし、直近の6試合ではすべてで三振を喫し、9月の月間打率も.232と決して好調とは言えない状況です。それでも、大谷にとってこの試合が行われるローンデポ・パークは特別な場所です。

この球場は昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦、日本代表対アメリカ代表の試合が行われた場所でもあります。昨年の決勝戦では、大谷が9回にマウンドに立ち、盟友マイク・トラウト(33)との直接対決で三振を奪い、侍ジャパンを14年ぶりの世界一に導きました。この輝かしいタイトルを手にした場所で、大谷が新たな大記録を達成する可能性は十分にあります。

注目のゲームは日本時間20日、午前5時40分からプレーボールを予定しています。大谷翔平の活躍に注目が集まります。