ベッツが明かす…大谷翔平の超えられない壁、自身の努力も及ばぬ存在に
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手が、今季からチームメートとなった大谷翔平投手についての思いを語った。米トークショー「ジミー・キンメル・ライブ」に出演したベッツは、「どんだけ頑張っても、彼を超えられないんです」と正直な思いを吐露した。
ベッツはレッドソックス時代の2018年に打率.346で首位打者とリーグMVPを獲得し、2020年にドジャースへ加入後もチームの主力として活躍。シルバースラッガー賞と外野手部門のゴールドグラブ賞をそれぞれ6度受賞し、メジャーリーグの顔とも言える選手となった。
昨季は39本塁打107打点、OPS.987をマークし、フレディ・フリーマン内野手とともにチームトップの成績を残していた。しかし、今季加入した大谷は打率.310、54本塁打130打点、OPS1.037とほとんどの打撃指標でチーム1位を独占。ベッツは長期離脱もあったが、大谷の影に隠れる形となった。
キンメル氏は番組内で、大谷の加入は「あなた自身を謙虚にするような経験でしたか?」と質問すると、ベッツも同意。続けて「人生でずっと多くの努力をしてきたわけです。一番になりたいからですよね。しかしながら、どんだけ頑張っても、彼を超えられないでしょうね」と胸中を告白した。
その後も、大谷より足が速いかという質問に「いや、ノーチャンスです」と返答。「彼はほとんど誰でも倒しちゃうと思いますよ」と大谷の凄さを語っていた。