「日本オープンゴルフ選手権」開幕:前回のサーバー障害を教訓に、万全の準備で迎える
「日本女子オープン」でサーバーがダウンした問題を受け、日本ゴルフ協会(JGA)が対策を講じたことを受け、10月10日から13日にかけて東京ゴルフ倶楽部(埼玉県)で開催される「日本オープンゴルフ選手権」の準備が整った。
この大会は、ゴルファー日本一を決定する重要な大会で、4日間(72ホール)の日程で行われる。賞金総額は2億1000万円で、優勝賞金は4200万円。120人のトッププレーヤー(うちアマチュア9人)が参加し、激しい戦いが予想される。
先月26日に開幕した「日本女子オープン」では、大会初日からJGAの大会特設サイトがアクセス過多によりダウンし、スコア速報が見られない状態に陥った。JGAは同日に「JGAホームページ 閲覧障害のお詫びとお知らせ」を掲載し、代替サイトへのリンクを設置したが、依然として不安定な状態が続いた。
JGA専務執行役の山中博史氏は、その後、サーバーをより容量の大きなものに変更したことを明かし、「絶対とは言い切れませんが、今回はおそらく大丈夫です。その節は大変ご迷惑をおかけしました」と述べた。
「日本オープンゴルフ選手権」では、このような問題が再発しないよう、万全の準備が整えられている。ゴルフファンにとって、注目の大会となること間違いなしである。