【調査】就活のリアル:大学生の3割が陽キャ就活に違和感、勉強より就活を優先する圧力も
キャリア解放区が実施した「Z世代の就職活動に関する意識調査」によると、Z世代の100人が就職活動中に感じた違和感ややりづらさについて回答している。
調査結果では、80.0%の人が就職活動中に「変だと感じたり、違和感を持ったりしたことがある」と回答。具体的には、「面接やエントリーシート(ES)で話を盛ったり、嘘をついたりしたことがある」という経験がある人が29.0%にのぼった。また、「第一志望ではないのに、第一志望だと言った」や「他人のエントリーシートの文面をコピペした」などの「いつわり就活」をした経験がある人も含まれている。
就職活動中に感じた違和感の内容としては、31.0%の人が「自分らしさを大切にというわりに、わかりやすい陽キャばかり得をすること」を挙げた。一方で、「グループディスカッションや面接で陽キャを演じた」と回答した人は6.0%にとどまり、多くの人がやりづらさを感じていることが明らかになった。
また、27.0%の人が「大学の勉強より就職活動を優先しなければいけないこと」に違和感があると回答。実際に「就活のために大学の授業を休んだ」という人は28.0%にのぼった。さらに、37.0%の人が「就活で落ち込んだり、寝込んだり、就活をやめたくなったりしたことがある」と回答し、就職活動経験者の3人に1人以上が心に負担を感じていることがわかった。
この調査は、インターネット調査で2024年9月9日から13日にかけて実施され、100人の就職活動経験のある大学4年生(2025年3月卒予定)と新卒1年目(2024年3月卒)が回答した。