第二回「Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭」開催決定!2025年2月、那覇市ぶんかテンブス館で開幕!

第二回「Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭」開催決定!2025年2月、那覇市ぶんかテンブス館で開幕!

昨年、沖縄県・那覇市を中心に開催された第一回「cinema at Sea 沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」の第二回が2025年2月下旬に開催されることが決定した。名称は第二回「Cinema at Sea 沖縄環太平洋国際映画祭」に変更され、那覇市ぶんかテンブス館テンブスホールをメイン会場として開催される。

この映画祭は「Cinema at Sea」というコンセプトに基づき、優れた映画の発掘と発信を通じて、各国の文化や民族、個々人の相互理解を深め、将来的に沖縄が環太平洋地域における新たな国際文化交流の場となることを目指している。名称変更の主な理由は、映画祭のブランドとアイデンティティをさらに深化させ、より多くの方々に親しみやすく、またより広範に認知されるためだ。

名称変更に合わせ、映画祭をPRするロゴマークも一新される。新しいロゴマークは、沖縄と強いつながりを持つ「ザトウクジラ」をモチーフにしている。ザトウクジラは広い環太平洋の海流を回遊する生き物で、毎年冬にハワイ、小笠原、沖縄などの暖かい海にやってくる。また、斜めに向いたモチーフは地軸と同じ角度に設定されており、地球全体のグローバルな視点を象徴し、映画祭が沖縄から世界に向けて大きく羽ばたくことを願っている。

コンペティション部門のエントリーが本日から開始される。このコンペティションは、環太平洋地区における優れた才能を発掘し、上映を通じて観客に新たな視点を提供し、環太平洋地区の過去・現在・未来について考える契機となることを目指している。本年度からは新たに「環太平洋短編部門(Pan-Pacific Short Film Competition)」が設けられ、短編ならではの独創的な作品の発掘を目指す。応募締切は11月15日まで。

また、第一回目の映画祭終了後の反響を受け、東京、大阪、沖縄離島、そして台湾東部で昨年度のコンペティション受賞作品を中心とした巡回上映祭が実施される。異なる地域での上映を通じて、地域の文化や価値観を共有し、国際的な映画や文化の交流を深めることを目指している。

<Cinema at Sea - 巡回映画祭 in 東京> 日時: 11月22日(金)~12月5日(木) 場所: キネカ大森(東京都品川区南大井 6-27-25 西友大森店 5F) 上映作品:「オキナワより愛を込めて」「サバイバル」「緑の模倣者」「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」「BEEの不思議なスペクトラムの世界」「アキコと過ごした八月」「シンプル・マン」

<Cinema at Sea - 巡回映画祭 in 大阪> 日時: 近日上映 場所: 第七藝術劇場(〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目7-27 サンポードシティー 6階) 上映作品:近日発表

<Cinema at Sea - 巡回映画祭石垣市民会館小ホール in 沖縄・八重山> 日時: 12月13日(金)~15日(日) 場所: 西表・竹富町離島振興総合センター(13日)、石垣(14日、15日) 上映作品:「オキナワより愛を込めて」「ゴッド・イズ・ア・ウーマン」「大海原のソングライン」

<Cinema at Sea - 巡回映画祭 in 台湾・東海岸> 日時: 2025年1月中旬~2月上旬 場所: 宜蘭・Media Center 57、花蓮・Hualien Railway Cinema、台東・Just Arts-Taitung Performing Arts House 上映作品:「大海原のソングライン」「シンプル・マン」「緑の模倣者」「ばちらぬん」「サバイバル」「オキナワより愛を込めて」「あなたの微笑み」「緑の牢獄」