欧州ネーションズリーグ:ドイツがボスニアを破り首位維持、ファンダイク退場のオランダはドロー

欧州ネーションズリーグ:ドイツがボスニアを破り首位維持、ファンダイク退場のオランダはドロー

サッカーの欧州ネーションズリーグ(NL)の試合が11日、各地で行われた。リーグAでドイツはボスニア・ヘルツェゴビナを2-1で破り、同組首位を維持した。

ドイツはジャマル・ムシアラ、ニクラス・フュルクルク、アレクサンダル・パブロビッチらの負傷欠場を抱えながら、前半30分にフロリアン・ビルツのクロスからデニズ・ウンダフが先制点を挙げた。さらに6分後にもウンダフが追加点を決め、ドイツは2-0とリードを広げた。

しかし、後半にはボスニアのエディン・ジェコがヘディングシュートで1点を返し、1点差に詰め寄られた。それでもドイツは逃げ切り、勝利を収めた。試合後、ドイツ代表のユルゲン・ナーゲルスマン監督は「全体的に満足している。カウンターをあまり許さなかったが、ボールを支配した割に得点が少なかった」とコメントした。

同組のオランダはハンガリーと1-1で引き分けた。オランダは前半に失点し、後半には主将のフィルジル・ファンダイクが3分間に2枚のイエローカードを受けて退場となり、数的不利に陥った。しかし、同38分にコディ・ガクポのFKからデンゼル・ダンフリースが同点ヘッドを決め、辛くも勝ち点1を手にした。

ファンダイクはオランダ国営放送NOSに「キャプテンとして審判と話すことは許されているし、私は敬意を持って話した。2回目のイエローカードは審判に理由を与えてしまった」と述べた。

現在、ドイツが勝ち点7で首位に立っており、オランダは勝ち点5で2位となっている。