「エースを潰すぞ」堂安律のガッツに闘莉王が高評価「技術じゃなく根性」

元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで北中米ワールドカップ・アジア最終予選でサウジアラビアを2－0で下した森保ジャパンの選手を採点した。堂安律には8.5点という高評価を付けた。

堂安は3－4－2－1の右ウイングバックで先発し、サウジアラビアの主将で攻撃のキーマンであるサレム・アル・ドサリと対峙した。試合序盤はドリブルでやられることもあったが、堂安はサレム・アル・ドサリに必死に食らいつき、相手のエースを絶対に潰すという強い意志を示した。

田中氏は「あそこで堂安選手、踏ん張ったんですよね。俺の堂安選手に対する見る目がちょっと変わった。頑張ってんだなと。相手のエースを絶対に潰すぞっていう顔をしていましたね。あそこのマッチアップで、相手に自由にさせなかったところに今日は評価ありと」述べた。

また、堂安のガッツあふれる姿勢を称え、「今日はプレーとか、技術とか、そういう問題じゃない。今日は根性。あのエースに何もさせないっていう根性は評価しないといけない」と語った。

後半からは堂安は右シャドーにポジションを変更。田中氏は「森保監督がご褒美を与えてくれたのかな。お前、前半よく頑張った、仕事は果たせたって」と想像した。