「タイガー・ウッズのライバル」デビッド・デュバルが愛した3つのキャメロンパター

「タイガー・ウッズのライバル」デビッド・デュバルが愛した3つのキャメロンパター

タイガー・ウッズや松山英樹が愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第47回は、90年代後期に名を馳せたデビッド・デュバルのパターを紹介する。

デビッド・デュバルは、希代のショットメーカーとして知られている。1997年には、ツアーデビューからわずか3年で賞金ランク2位に。翌1998年には4勝を挙げ、初の賞金王に輝いた。1999年には世界ランク1位に上り詰め、「タイガー・ウッズのライバル」と呼ばれた。

写真は、そんなデュバルのパターたちである。2000年代前半に市販されたパーソナルモデル『スタジオステンレスニューポートビーチ インスパイアドbyデビッド・デュバル』を知っているファンも多いかもしれないが、ここに紹介するのはそれ以前のモデルである。

1本目は、ブラックオキサイト仕上げの「サーカ62 No.2 For David Duval」。クラシカルでソリッドな印象の一本で、ニューポートには「T」の文字が刻印されている。

2本目は、「ニューポートツアープロトタイプ For David Duval」。1997年の誕生日にスコッティ・キャメロン氏から贈られたと言われるロングネックのニューポートで、当時は「サークルT」のスタンプはなく、「T」の文字のみが刻印されていた。

3本目は、「ニューポート2 ツアープロトタイプ For David Duval」。ブラスト処理されたシルバーのヘッドにイエローのドットが映えるニューポート2で、バンパー部分にはデュバルのフルネーム、フェースにはイニシャルが刻印されている。

デュバルが世界のトップに躍り出た時代に作られた3本のパター。その輝きを失わない魅力を感じ取ってもらいたい。