【ソフトバンク】村松有人コーチが体調不良から電撃復帰、チームの士気を高める「においがおかしい」異変を明かす
ソフトバンクの村松有人打撃コーチ(51)が12日、みずほペイペイドームで行われた全体練習に復帰した。村松コーチは10日に体調に異変を訴え、11日の練習を欠席していた。小久保監督は「無理させないように考えています」と、長期離脱の可能性も視野に入れていたため、11日の練習から城所龍麿二軍外野守備走塁コーチを代役として招集していた。
村松コーチは体調不良の症状について「ふらつきがあったり、料理などのにおいがおかしいという違和感があった」と説明。チームのことを最優先に考え、万が一に備えて監督に体調の詳細を伝えたと語った。
村松コーチは「一過性のもので、昨日病院に行って、しっかり治療してもらったおかげで今日普通にできるようになった。大学病院の先生の力というか、いい治療があったので戻ってくることができました」と、担当医に感謝の意を述べた。13日までは様子を見ながら練習に参加するが、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージはこれまで通りの持ち場に戻る見通しだ。
村松コーチは無理は禁物と心得ているが、使命感を持ってグラウンドに戻ってきた。2017年から一軍を担当する経験豊富なコーチで、日本一4連覇などポストシーズンの場数も多い。選手からの人望も厚いため、チームの士気を高める電撃復帰となりそうだ。