iOS 18でマップアプリの新機能：自由にカスタマイズ可能なホーム画面と一周散歩ルート

Appleが9月17日に配信を開始した「iOS 18」では、ホーム画面のアイコンの色味やサイズを設定でき、より自由なカスタマイズが可能になった。また、「マップ」アプリではルート選択が簡単になり、街をぐるりと1周する散歩ルートを作成できるようになった。

「マップ」アプリの新機能では、複数の地点を設定することで「往復」や「一周」のコースを作成できる。設定したルートは「保存」することで、いつでもオフラインで確認できるようになる。さらに、米国では63の国立公園で、トレイルネットワークとハイキングコースの詳細な地形を確認できるようになった。

散歩ルートの設定は、マップ上の任意の地点をタップや検索で指定し、青いボタンをタップして経路設定に入り、人間が歩いているマークをタップして「徒歩」を設定する。その後、下部のウィンドウを引き上げて「カスタム経路の設定」から、散歩ルートの経由地をタップや検索で指定できる。操作は少し煩雑に感じるが、「一周」ルートは最短経路で地点を結ぶため、普段とは違う散歩ルートを提案してくれる。通常は「勘」で歩くことが多いルートでも、経路ナビを使えば新しく発見できる店や史跡があるかもしれない。

ホーム画面のアイコンは、ロングタップ→左上の「編集」→「カスタマイズ」と進むことで、色味を「ライト」「ダーク」「自動」「色合い調整」から選べるようになり、自由度が高まっている。また、アイコンのサイズを「大」にするとアプリの名称が見えなくなる代わりにアイコンが大きくなる。さらに、アイコンの位置呵呵自由に変更でき、好きな壁紙の顔を邪魔することなくアイコンを配置できるようになっている。