【漫画家インタビュー】弱小校と強豪校のバレー義姉妹、紛れ合う恋とライバル心
『ぽんぽこ姉妹』は、別々の高校に通う義姉妹の千恵と紺凪の話だ。千恵は弱小校のバレー部のマネージャーを務め、一方の紺凪は強豪校のバレー部のエースとして活躍している。二人は試合中でも家の中でも常に言い争いをしており、関係が対照的だ。
戌理ネオさんが手がけるこの漫画は、二人の複雑な関係が魅力的で、愛らしい世界観を描いている。戌理さんは、「幼なじみ百合」の成功を受け、「仲が悪い関係性」に挑戦することに決めた。別チームのバレー部の義姉妹に着目したのは、「なぜ仲が悪くなったのか」を掘り下げることが目的だった。
キャラクター設定では、千恵は丸みを帯びたような「狸」っぽさを持たせ、性格は『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のベロニカをインスパイアしている。一方、紺凪は「狐」のイメージで、細い目とスラリとした体型に設定されている。
戌理さんは、紺凪がバレーをプレイしているシーンを描く際、バリエーションと躍動感を重視し、バレーボール関連の動画やスポーツ作品を参考にした。また、ファンには「毎週水曜日20時に更新」していることをアピールしている。
戌理さんは、今後商業誌での連載を目指し、作品を発表し続けることを目標としている。『ぽんぽこ姉妹』はぜひチェックしてみてほしい。