紅白司会の橋本環奈、NHK朝ドラ「おむすび」は視聴者脱落の渦中
2018年11月30日、ソウルで行われた映画『銀魂2』のPRイベントに橋本環奈さんが出席しました。しかし、彼女が主演を務めるNHK朝ドラ「おむすび」は、SNS上で酷評され、視聴者が脱落し始めているのが現状です。「おむすび」は2年連続で紅白歌合戦の司会を務めた橋本環奈さんが主演を務めていますが、「酷い展開」「理解に苦しむ」「ぺらっぺらな内容」「次回予告見ても全然ワクワクしない」といったネガティブな意見が目立ちます。
次世代メディア研究所代表の鈴木祐司さんは、視聴者の反応について次のように述べています。「相撲でいえば、まだ土俵につま先が引っかかっている視聴者が残っています。土俵の中央まで押し戻されるか否かは、第3週がラストチャンスだと言えるでしょう」。
「おむすび」の視聴者脱落が止まらない背景には、前作「虎に翼」との大きなギャップがあります。法律を軸に社会問題に真正面から向き合い、弱者への配慮も忘れていない「虎に翼」は、新たな視聴者を獲得し、高い評価を得ました。しかし、「おむすび」は「普通の人の普通のお話」から始まり、多くの視聴者を逃がしてしまいました。その結果、両ドラマの視聴率や評価に大きな差が生じています。
ヤフー・リアルタイム検索のデータでも、「おむすび」の話題性の低下が明確に表れています。第1週の初回放送時には8000を超えるポスト数が、その週のうちに3000前後まで下落し、第2週には2000台前半まで後退しました。さらに、ポストの内容でも課題が浮き彫りとなっています。初回は7割を超えていたポジティブなツイートが、第1週後半で6割を下回り、第2週にはネガティブな内容が半分前後を占めるようになりました。
第2週後半でも、ネガティブな意見が4割ほど続く状況です。さらに、第3週の月曜日にはポスト数が2000を下回るなど、「おむすび」が人々の話題から遠ざかりつつあります。これを受け、第3週が「おむすび」の乗るか沈むかの鍵になると指摘されています。