大谷翔平、PS第4戦で3四球選ぶも2打点 ineligible、走者あり際の驚異的成績で話題
ドジャースの Spieler 大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、ニューヨークでのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で「1番・DH」で先発出場し、第1打席でポストシーズン第3号となる先頭打者弾を放った。打球速度は117.8マイル(約189.5キロ)、角度22度の低い弾丸ライナーで、右翼フェンスを越えて422フィート(約128.6メートル)地点で弾んだ。これは大谷にとって初めてのPS先頭打者弾で、ドジャースとしてPSの先頭打者弾を放った7人目の選手となった。
大谷は第2打席では1―1の3回1死走者なしの場面でストレートの四球を選び、2番ベッツの左前打により好機を拡大。続く4番エドマン、5番E・ヘルナンデスの適時打で、ドジャースが2点を勝ち越した。
第3打席は3―1と勝ち越した4回1死一塁の場面で、左腕キンタナから3球連続ボールで四球を選んだ。キンタナは大谷に四球を与えた後、降板した。続くベッツが2点二塁打を放ち、大谷も一塁から生還。大谷の四球が再び得点を呼び込んだ。
前日も第5打席で右翼2階席上段へ特大の3ランホームランを放ち、打球飛距離410フィート(約124.9メートル)、打球速度115.9マイル(約186.5キロ)を記録。この一打は今季PS本塁打で最速の打球速度を記録し、そのパワーはT・ヘルナンデスが「What a power!(なんてパワーなんだ)」と叫び、話題となった。
大谷は今PSで走者なしの場面では22打数無安打だが、走者ありでは打率.778、得点圏打率は驚異の.833を記録。ロバーツ監督も「説明できない」と話す両極端な成績が米メディアで注目されている。