箱根駅伝予選会 東農大、1秒差で本戦出場を逃す 涙の選手たち
第101回箱根駅伝の出場権をかけた予選会が、19日に陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までで行われ、43校が10枚の本戦切符を争いました。予選会では各校10~12人が参加し、上位10人の合計タイムで競われました。
東農大は僅か1秒差で11位となり、本戦出場を逃しました。11位の東農大のタイムが表示された時、会場は重苦しい空気に包まれました。10位の順天堂大とはわずか1秒差で、その場で泣き崩れる選手もいました。
当日の気温は午前9時に23.2度と、昨年より5度高い過酷な条件下でのレースでした。東農大はエースの前田和摩の欠場の中、10人が懸命に走りましたが、あと1秒の悲劇で箱根路には届かなかったのです。