【箱根駅伝予選会】東農大、1秒差で涙…“最速ランナー”前田和摩の不在が痛恨

【箱根駅伝予選会】東農大、1秒差で涙…“最速ランナー”前田和摩の不在が痛恨

第101回箱根駅伝予選会が19日に行われ、東京農業大学は11位となり、2年連続の本大会出場を逃した。10位の順天堂大学とはわずか1秒差という激しい競争だった。小指監督は「厳しいね…」と悔しさをにじませた。

スーパーエース・前田和摩(2年)の欠場が痛かった。前田は前回の予選会で日本人トップ(1時間1分42秒)を記録し、10年ぶりの本大会出場に大きく貢献。今季も1万メートルで日本人学生歴代最高の27分21秒52をマークするなど、優れた成績を挙げていたが、今回の重要な大会には出場できなかった。

今予選には43校が参加し、各校10~12人が走り、上位10校の合計タイムで本大会出場が決定される。来年1月2、3日に開催される本大会への切符を手にしたのは、上位10校だった。