史上最少タイの「1秒」で明暗!伝統校続々不出場…10位順大、11位東農大、12位明大、13位国士大、14位東海大/箱根駅伝予選会
第101回箱根駅伝予選会が10月19日に東京・陸上自衛隊立川駐屯地から昭和記念公園までの21.0975kmのコースで開催された。
中央大学の吉田礼志が日本人トップの成績を記録し、「最低限の仕事ができた」と語った。
レース中、気温が30度を超える過酷なコンディションの中、伝統校の苦戦が目立った。立教大学が10時間52分36秒で堂々のトップに立った。
順天堂大学は11時間01分25秒で10位とギリギリの出場枠に入り、14年連続66回目の出場を決めた。11位の東農大は順天堂大学とわずか1秒差で泣く泣く予選会を通過できなかった。東農大は2年生エースの前田和摩を欠いていたが、中盤から順位を上げる健闘を見せた。
12位以下は明大、国士館大、東海大と多くの伝統校が続いた。明大は7年、国士館大は9年、東海大は12年連続出場を逃すこととなった。特に東海大は、フィニッシュ10m手前で1人の選手が倒れるアクシデントがあり、順天堂大学と2分14秒差で本戦出場を逃した。