清水エスパルスに新加入決定! 佐々木智太郎が過程を大事に、成長を続ける
清水エスパルスが昌平高校(埼玉)のGK佐々木智太郎の来季新加入内定を発表した。佐々木は188cmの長身でシュートセーブが最大の持ち味で、今夏のインターハイ決勝でファインセーブを連発するなど昌平の初優勝に大きく貢献した。
佐々木は「一番はやっぱりシュートストップですけど、それ以上に戦う姿勢だったり、エスパルスのために勝利を掴みに行く姿勢っていうのは、(サポーターの方々に)見て頂きたいところではあります」と語った。
佐々木は複数のJリーグクラブから関心を寄せられる中、清水には9月に練習参加。その後、オファーを獲得した。佐々木の大目標は、世界で一番のGKになること。より高いレベルに身を置き、成長することを求めた。
佐々木は「その時から考えたら、今の自分っていうのは本当に誰が見ても凄く成長したんじゃないかなって思いますし、高校に入ってからも3年間、自分の信じたものを積み重ねてきて、その結果がプロ内定っていうことだったんで、本当に嬉しく思っています」と語る。
佐々木は大事にしてきたことは「過程」だ。昌平では元日本代表FWの玉田圭司監督や加藤大地GKコーチの指導の下、失敗も力にしながら、前向きに、一つ一つ積み重ねてきた。
佐々木は「ライバルのレベルが高ければ高いほど、自分のレベルも上がると思ってますし、そこでチャレンジするってことは自分にとっても大事だと思ったので、そういう環境でやりたいなっていう風にはずっと思っていました。良いものを吸収しながら、エスパルスの選手に負けないように、頑張っていきたいなと思っています」。
ポテンシャル十分の大型守護神は、1日1日の過程を大事にしながら、清水、日本代表の正守護神、世界一のGKを目指していく。