「虎に翼」最終週:新たな登場人物と衝撃の真実が明らかに

「虎に翼」最終週:新たな登場人物と衝撃の真実が明らかに

連続テレビ小説「虎に翼」最終週の相関図が公開

NHK総合で放送中の連続テレビ小説「虎に翼」の最終週(9月23日~)の相関図が20日、番組公式サイトやSNSで公開されました。最終週では、新たな登場人物2名が加わり、物語に新たな展開が期待されます。

主人公・佐田寅子(伊藤沙莉)の名を知る謎の少女が現れ、その少女が森口美佐江(片岡凜)の娘・並木美雪(片岡凜 ※一人二役)であることが明らかになりました。美佐江はすでに亡くなっていることが判明しており、美雪は母が遺した言葉が書かれた手帳を大切に持ち歩いているという設定です。

美雪は、寅子が新潟地家裁に赴任中に出会った高校生・美佐江の娘です。美雪は同級生の男子を駅の階段から突き落とした疑いで審判が行われましたが、男子が意地悪をしようと手帳を奪って逃げ、美雪は取り返そうとしたという事情から、寅子が不処分とした経緯があります。

美雪の祖母・佐江子(辻沢杏子)は、亡くなった美佐江に代わり、美雪を育てています。佐江子は、美雪の姿や話すことが美佐江に似てきていることを心配し、寅子に助けを求める人物です。美佐江は美雪が3歳になった直後、車にひかれて亡くなったという悲劇的な過去を持っています。美雪が大切にしている手帳には、「美雪 愛してあげられなくて ごめんね」という衝撃的な美佐江の胸中がつづられています。

美佐江の思いと佐江子の願いを受け、最終週に寅子はどのような対応を見せるのか、注目が集まっています。

「虎に翼」は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリーです。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が、困難な時代に道なき道を切り開き、苦境に立たされた人たちを救うために奔走する姿を描いています。脚本は、「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香が担当しています。

最終回は9月27日(土曜日は1週間の振り返り)に放送され、30日からは橋本環奈が主演を務める連続テレビ小説の第111作「おむすび」がスタートします。

「虎に翼」は、女性の活躍と社会への貢献を描いた感動の物語として、多くの視聴者から支持を得ています。最終週では、寅子がどのように美雪と佐江子の問題に向き合い、物語を締めくくるのか、ぜひご期待ください。