「虎に翼」最終週:寅子と美雪の運命が交錯する

「虎に翼」最終週:寅子と美雪の運命が交錯する

連続テレビ小説「虎に翼」最終週へ

女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8:00、土曜は1週間振り返り)は23日から最終週(第26週)に突入します。この作品は、日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込んだ日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く物語です。

作品の背景

「虎に翼」は、向田邦子賞に輝いたNHKよるドラマ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛けた朝ドラ通算110作目。吉田氏にとって初の朝ドラ脚本であり、伊藤沙莉は2017年度前期の「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演で、初主演を務めています。

最終週の展開

番組公式サイトの人物相関図も更新され、最後に加わったのは並木美雪(片岡凜)と並木佐江子(辻沢杏子)です。美雪は、寅子が新潟地家裁に赴任中に出会った高校生・森口美佐江(片岡凜)の娘で、母が遺した言葉が書かれた手帳を大切に持ち歩いているという役柄です。佐江子は、亡くなった美佐江に代わり、美雪を育てている祖母で、美雪の姿やしゃべり方が美佐江に似てきていることを心配し、寅子に助けを求めるという設定です。

SNSの反応

SNS上では、視聴者から様々な反応が寄せられています。「今度こそ寅ちゃんに美雪を救ってほしい」「何故、お婆様まで並木姓なのか?」「寅子が美雪とどう向き合うのか。最終週の最大関心事」「言い争う寅子と美雪。美雪の心の奥に棲む美佐江と対峙できるのでしょうか?今度こそ救わねばなりません」「美佐江の手帳について美雪は何を思っていたのか…考えを巡らせ、寅子に辿り着き、わざわざ声を掛けたのか。何かの機会を狙っているのか。最終週を迎えるというのに不安と恐怖に駆られる」など、視聴者の期待と不安が交錯しています。

次週予告の展開

次週予告には、寅子と美雪が言い争うようなシーンも含まれています。連続ひったくり事件への関与疑いや“赤い腕飾り”で「新潟編」(第16~19週)の“ラスボス的”な存在として注目を集めた美佐江の物語は、まだ終わっていない様子です。新潟時代から約20年、寅子の後悔は果たして解消されるのでしょうか。

最終週の見どころ

最終週では、寅子と美雪の関係がどのように進展するのか、そして美雪の心の奥に棲む美佐江との対峙がどのように描かれるのかが最大の見どころとなります。寅子がどのように美雪を救うのか、そして彼女自身の後悔をどのように克服するのか、視聴者の注目が集まっています。

結論

「虎に翼」の最終週は、寅子と美雪の関係を中心に、過去と現在が交錯する展開が予想されます。視聴者にとって、この最終週は作品の総決算となる重要な時間となることでしょう。ぜひ、最後まで見逃さずにご視聴ください。