大泉洋主演「終りに見た街」制作発表!令和の学生たちからの質問に答える

大泉洋主演「終りに見た街」制作発表!令和の学生たちからの質問に答える

令和の大学生が大泉洋を囲み、質問の嵐!「終りに見た街」制作発表会見

俳優の大泉洋(51)が主演を務めるテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム「終りに見た街」(21日午後9時放送)の制作発表会見が行われ、令和の大学生・大学院生が招かれ、大泉洋が質問に答えるコーナーも実施された。

会見の前に試写会に参加した学生たちは、ドラマを見て感じた熱い思いを大泉に伝え、さらに学生ならではの純粋で真っすぐな質問をぶつけた。大泉は、学生たちの質問に一つ一つ丁寧に答える姿が印象的だった。

「演じるうえで大切にしていること」を聞かれた大泉は、「作品はみんなで作るもので、私は『演じる』という一つのパート。皆が作ってくれたものを取り入れて、現場で私が表現できたらいいなという思いは常にある」と述べた。質問者が即座に「勉強になります!」と返すと、大泉はその言葉を疑って笑いが起こる場面もあった。

また、就職活動中の学生から「自己アピール」の悩みを相談され、「とにかく笑わせたいとしか思ったことない」と答えた大泉は、「たとえハリウッド映画のオーディションを受けることになっても、笑わせにいくと思います。スピルバーグ(監督)も笑わせたい!」と豪語した。この発言に会場は大笑いとなった。

その他の質問では、「疲労回復方法」や「役作り」に関する質問にも笑いを交えながら、学生のためになりそうな話をじっくり語っていた。大泉のサービス精神と、昭和を感じる温かなセット、そして昭和のおもちゃで遊ぶ大泉の姿などが、ある学生には「ゆるく」映ったようだ。その学生は、「(ドラマは)戦争をテーマにした作品で、大泉さんの演技からすごく覚悟を感じました。こんなことを言うのもあれなんですが、そんなドラマを見たあとにこの記者会見のゆるさですごく心がぐちゃぐちゃになっていて、違和感がすごいんですけど…」と率直な感想を述べた。

大泉は、この言葉に「ちょっと説教されている気分でした」と反省しつつ、すぐに会見のセットのゆるさが問題だとスタッフを指摘し、再び笑いを起こしていた。

「終りに見た街」は、戦争をテーマにした重厚な作品で、大泉洋の演技力が存分に発揮されている。学生たちの質問を通じて、大泉の演技に対する真摯な姿勢と、同時にそのユーモアあふれる人柄が伝わった会見となった。このドラマが、視聴者にどのような感動をもたらすか、期待が高まる。