『虎に翼』第128回:美位子の判決と少年法改正の行方

『虎に翼』第128回:美位子の判決と少年法改正の行方

NHK連続テレビ小説『虎に翼』第128回の見どころ

俳優の伊藤沙莉が主人公・寅子を演じるNHK連続テレビ小説『虎に翼』(月~土曜午前8時)。第127回では、調査官の音羽(円井わん)と寅子は、それぞれ考え方の違いはあるものの、お互いのやり方について率直に話せる間柄になる様子が描かれた。第128回では、どのような展開が待っているのか。

第128回では、最高裁大法廷で美位子(石橋菜津美)の事件の判決が出される重要な日が訪れる。寅子は早朝、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)の事務所を訪ね、緊張した面持ちで判決の準備に臨む。一方で、少年法改正を議論する法制審議会少年法部会は、結論が出ないまま平行線をたどっている状況が続く。

寅子は、久藤(沢村一樹)らと「愛」について語り合う場面も描かれる。これは、多岐川(滝藤賢一)の口癖でもあった言葉で、寅子の心に深く響く。この会話は、寅子が法曹界で直面する様々な課題や葛藤を乗り越えるための重要なヒントとなる。

『虎に翼』は、日本で初めて法曹界に飛び込んだ女性の実話を基にした骨太なストーリーを描く。事件や裁判が見事に解決される爽快感も味わえるリーガルエンターテインメントとして、視聴者を引き込む魅力に満ちている。第128回では、寅子がどのように美位子の事件に向き合い、少年法改正の議論に影響を与えるのか、注目が集まっている。