浜崎あゆみ、『a-nation』19回目の出演で歴史を刻む
浜崎あゆみ、『a-nation』19回目の出演を果たす
大手レコード会社・エイベックスが毎年夏に開催している恒例イベント『a-nation』が、今月1日、東京・味の素スタジアム(以下、味スタ)で4年ぶりに有観客で開催されました。このイベントに、浜崎あゆみ(45歳)が19回目の出演を果たし、同イベント史上最多の出演回数を記録しました。
浜崎あゆみの熱唱とヒット曲の数々
浜崎は、『Boys&Girls』、『HANABI』、『Fly high』、『BLUE BIRD』など、往年のヒット曲やメドレーを含め、全12曲を熱唱しました。彼女のパフォーマンスは、観客を魅了し、会場は大いに盛り上がりました。
浦田直也との共演
さらに、浜崎は、プライベートでも「弟」として可愛がる、人気音楽グループ・AAAのリーダーで歌手の浦田直也(41歳)との共演も果たしました。浦田は2019年4月、酒に酔った勢いで都内のコンビニで面識のない女性に暴行を加え、警視庁に逮捕され、謝罪会見を行いました。その後、不起訴となりAAAを脱退し、ソロ活動を続けていましたが、大きな注目を集めることはできませんでした。
浜崎あゆみの経歴と『a-nation』の歴史
浜崎は1998年4月に『poker face』で歌手デビューし、ヒット曲を連発して音楽界のトップアーティストにのし上がりました。2001年から2003年まで、『日本レコード大賞』で3連覇を達成し、その功績は特筆すべきものです。全盛期の2002年に始まった『a-nation』は、エイベックス所属の人気アーティストが続々と出演し、各開催地でのイベントは大盛況を博しました。
『a-nation』の変遷
しかし、2011年3月に東日本大震災が発生し、同年8月27日と28日の2日間、味スタで最終の東京公演が行われた際、浜崎が2日目の大トリを務めることが予定されていました。しかし、最終的に大トリを務めたのは、5人組のK-POPグループから2人組の男性デュオとなった東方神起(ユンホ38歳、チャンミン36歳)でした。
浜崎あゆみの不満と『Mステ』の問題
当時、浜崎は自身のSNSで、所属レコード会社に対する不満を複数回吐露し、話題となりました。さらに、2011年9月16日、滞在先の米国で急性咽頭炎を発症し、体調不良のため帰国便に搭乗できず、テレビ朝日の音楽番組『ミュージックステーション(Mステ)』の25周年記念特番の出演を急きょ取りやめました。
この放送回の『Mステ』は浜崎を中心とした企画を立てていたため、エイベックスとテレビ朝日の関係が一気に悪化しました。その後、浜崎の活動が衰退し、『Mステ』からはお呼びすらかからなくなったという状況が続いています。
『a-nation』の今後
今回の『a-nation』での浜崎あゆみの19回目の出演は、彼女の長年の活動と人気を象徴するものとなりました。エイベックスのイベントとして、今後も多くのアーティストが参加し、音楽ファンを楽しませることが期待されます。