安田祐香、ティショットの課題も好スコアで乗り越える＜日本女子オープン＞

安田祐香、ティショットに苦戦も好スコアをマーク＜日本女子オープン 2日目＞

27日、茨城県の大利根カントリー倶楽部で開催された日本女子オープンの2日目。6845ヤード、パー72のコースで、選手たちを苦しめる長い芝が、予想外の影響を及ぼした。特に、ティイングエリアの「逆目」が選手たちのパフォーマンスに影響を与えている。

安田祐香は、この日5バーディー1ボギーの68をマークし、好スコアを記録した。しかし、彼女にとって最大の課題はティショットだった。「ドライバーが信じられないくらい当たらなくて、（普段より）10ヤードくらい飛ばなかった」と安田は振り返る。その結果、200ヤード以上のセカンドショットを強いられる場面が目立った。

「初日よりはパーオン率が良くて、パットも入ってくれたのでスコアをまとめられた」と安田は語る。しかし、このコースはツアー歴代最長であり、ドライバーの出来が成績に直結する。ティイングエリアの「逆目」が、ドライバーの不振の一因だと考えられている。グリーンやラフ、フェアウェイでの対策は様々だが、ティイングエリアは朝から雨がぱらついた影響もあって、選手たちにとって慣れない状況となった。

安田は、この状況にとまどいを隠せなかった。「イメージ良く打ちたいので…。長いクラブだからこそ、当てたいと思うようになって」と、焦りが悪循環を生む一因となった。結果的に、内容面では消化不良のラウンドとなったが、スコアは上々だった。

先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でツアー初優勝を果たした安田祐香。2日目の68というスコアが示す通り、好調は継続している。「3日目もティショットが良くなれば、いいスコアになると思う。思い切って振りたいですね」と、安田は意気込む。スタートホールで会心の一打を放ち、フラストレーションを吹き飛ばしたいと語った。

詳細

コースの特徴

6845ヤード、パー72：このコースは、選手たちにとって非常に長い距離を誇る。特に、ティイングエリアの「逆目」が選手たちのティショットに影響を与えている。
長い芝：グリーンやラフ、フェアウェイの長い芝が、選手たちのパフォーマンスに影響を与えている。特に、ティイングエリアの「逆目」がドライバーの飛距離に影響を与えている。