慶大・清原正吾、リーグ戦初本塁打で父・和博氏も涙!新星誕生の予感
清原正吾、リーグ戦初本塁打で父・和博氏も涙
28日、東京六大学野球秋季リーグの明大1回戦で、慶大の内野手・清原正吾(4年)が念願のリーグ戦初本塁打を記録した。9回2死の場面で、バックスクリーン左へ豪快な同点弾を放ち、観客を大いに沸かせた。この一撃はチームの窮地を救うものとなり、神宮球場は大歓声に包まれた。スタンドで観戦していた父・清原和博氏も涙を流して喜んだ。
穷地を救う一撃
試合は1点を追う9回2死の場面で、清原は3打数無安打と苦しい展開だった。しかし、大川慈英投手(3年)から放たれた打球はバックスクリーン左へと飛び込み、同点アーチを描いた。この一発により、試合は振り出しに戻り、神宮球場は大歓声に包まれた。父・和博氏もスタンドで涙を流し、息子の活躍に感動した。
成長著しい慶大の4番打者
清原正吾は、中学と高校時代は他の競技を行っていたが、慶大進学と同時に野球を再開。その成長は著しく、今春から4番打者としてチームを牽引している。今月12日にはプロ志望届を提出し、父に続いて最高峰でプレーすることを志している。
父譲りの勝負強さと長打力
清原の勝負強さと長打力は、大打者だった父・和博氏を彷彿とさせるものだ。ファンもその活躍を絶賛し、「千両役者すぎる」「バケモンやん」「スター性が違う」「マジかすげえな」といった声が寄せられた。また、「マジで指名あるやろこれ」「巨人に来い」「横浜指名してほしい」「今年呼ばれるかは別としてプロで見たい」「ウチに来て」など、ドラフト指名を期待する声も多数あった。
試合後のコメント
試合後、清原は「3打席情けない結果に終わっていたので、4番として役割、仕事をしなければと覚悟を決めて、腹をくくって打席に入りました」と語った。また、「芯で、ほぼ完璧でした。僕が大学を始めた時からホームランボールを両親にプレゼントしたいと思っていたのでよかったです」と笑顔を見せた。
清原正吾の活躍は、東京六大学野球界に新たなスターの誕生を予感させるものとなった。今後の活躍に注目が集まっている。