「プレジデンツカップ」で世界ランキング1位を破った松山英樹の勝利とその感動の瞬間
松山英樹が世界選抜チームの一員として、26日からカナダ・ロイヤルモントリオールGCで開催された「プレジデンツカップ」に6大会連続で出場しました。最終日は12戦のシングルスマッチが行われ、松山はスコッティ・シェフラーに勝利を収めましたが、チームは3勝3分け6敗と負け越し、トータルポイントでも18.5対11.5で米国選抜に敗れました。
松山の勝利は、世界中のゴルフファンを熱狂させました。インスタグラムでは「チームと喜び合う松山」と題した動画が公開され、最終18番でパーパットを沈める松山の勝利の瞬間が収められています。17番でバーディーを奪い1アップとし、最後は互いにパーで勝負が決まりました。
世界ランキング1位のシェフラーを破いた松山は、ギャラリーから大きな歓声と拍手を浴び、チームスタッフとハグを交わし、満面の笑みを浮かべました。この投稿には「もう最高にうれしい」「感無量!!」「さすが世界の松山」「今回はいろんな顔が見られました」などのコメントが寄せられ、世界選抜の“エース”としてチームをけん引した松山の勇姿をねぎらう声が多数寄せられています。
松山 英樹は1992年2月25日生まれ、愛媛県出身。2013年にプロ転向し、同年は4勝を挙げてツアー初のルーキー賞金王に。14年から米ツアーを主戦場に戦い、21年の「マスターズ」で日本人男子初の4大メジャー制覇を達成。同年は日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」を制した。24年「パリ五輪」では日本男子ゴルフ初となる銅メダルを獲得。同年8月の「フェデックス・セントジュード選手権」を制し、自身が持つアジア勢単独最多記録を更新するPGAツアー10勝目を挙げた。日本ツアー8勝。レクサス所属。